いきなさい。

フレンドさんのログに、ある小説の一言が書かれた。

フレンドさんのログには、



これは

「行きなさい」

なのか

「生きなさい」

なのか。

作者もあえてどちらともとれるように書いたようだ。



この震災で思いだしたひとこと。

小説の内容の一部は、

旅行している親子の船が座礁、沈没する。

その際、救援に向かった主人公が親から子を託される。

親は深手を負い、足手まといにならぬよう船に残る。

別れの際にわが子へ向けたひとことが

この「いきなさい」。






と。。。。





この場合、生きなさい。だったのかな？って個人的に感じた。







フレンドさんのログ読んで思い出した事実話。


末期の卵巣がんで入院している母。当時38歳と娘さん12歳。

その日、お祭りがあり娘は入院している母に一目合い、

お祭りに行こうとしたんだって。


でも、臨終が近いと悟った娘さんは、お母さんの

そばから離れられなかった。


娘さんは、

『お母さんが死んだら私も死ぬ！』




お母さんは、


『いきなさい・・・』


と、一言。



『お母さんは、貴方が帰ってくるまで生きてるから』って。

笑顔で答えたらしい。



本当は娘さん、お祭りに行きたくなったけど、

どうしても舞台出ないといけない役があったらしく行くことに。


約、2時間後。


病院に戻るとそこは・・・



母の顔には白い布が。





身内の方が数人、来てたって。



母子家庭で、一人っ子だったため本当の一人に・・・









それから約17年かな？

その娘さんどうされてると思う？










医者になったんですよ。

産婦人科医。

今、多くの子供を取り上げる仕事されてます。






これ、聞かされたとき

小説書いたら絶対に売れますよ！って言ったのを覚えてる。


でも、既にいきなさい。って言うタイトルで

小説が出てるなら書いても売れないね。