- 名前
- ゆな
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- 東京
- 自己紹介
- 以前登録していました「ゆな」です。 もうだれも覚えてないよね??(笑) コメント・メ...
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病弱騎乗位
2011年02月09日 20:43
せつない小噺をひとつ。
私は元来タフなほうではないのです。
もともと喘息もちでしたし、今でも室内遊びが好き。
外に出るなら散歩程度、遊園地にいくとなると疲れが抜けなくて、翌日かならず発熱。
買い物は好きだけど、セール時期は人が多くて疲れるからいきたくない、初売りなんてもっての外。
仕事も、クリーンな環境で引きこもりの専門職。これ以外は考えられない。という軟弱野郎なのです。
しかし、異性と付き合いまして、その人と大変相性がよかったら。
これはうまくやりたいと思いますな。人間がんばります。
初めて寝たあと、相手にだんだんいろんなことを教わりました。
幸いなことに性行為は好きなほうでしたし、自分で言うのもなんですが奉仕的精神と向上心だけはございましたので、スルスルと覚えていきました。
ある日いつもの様にいたしておりますと、ひょいと上に乗せられてピンときました。
「ははぁ、これは騎乗位というやつかな」
ためしに動きます。
おお、結構動ける。
しかし30秒も頑張っておりますと
辛い。
辛かった。
なにせ手前は貧弱ですので、ちょっと運動するともうくらくらしてくる。
全身の筋肉一度に使うことなんてございませんので、30秒も頑張っていますと、もう目の前真っ白(貧血)でガクガク(筋肉の限界で)、呼吸も乱れ(喘息)て、これはまずいという状況。
正直、性行為どこではないのですが、意地がありますので頑張ります。
さらに30秒。
もう、ほとんど自分との戦い。
自分の意識が飛ぶか、あいてが逝くか。
正直、あいてのことなんか考えているようで考えておりません。
第一、このあたりから記憶がぼんやりとしかございません。
完全に意地だけで動いております。
脳内に、小さい鬼コーチのような自分が現れ始めて叱咤してきます。
貧血で倒れる前とおなじように、キーン!!とした耳鳴り、耳元で血が流れる音がしはじめて、さーーーーーっと体が冷えていくように感じ
「まずい、これは本当に気絶してしまう(性的でないい意味で)」
と思ったのが最後。
後で聞いたところによりますと、顔面蒼白で相手の胸に倒れこみ、数秒気絶していたようです。
相手は、私の尋常でない汗と震えと、あまりに白い顔をみて「あ、逝ったんじゃなくて気絶か!」と気が付いたそうですが、どうしてそうなったのか意味がわからなかったと申しておりました。
この事件以来、AVやエロゲーで、病弱設定にもかかわらずガンガン騎乗位キメているシーンがあると
「元気じゃん!!退院しろ!!」
とつっこむかわいそうな女ができあがりましたとさ。
人間、ヤる気だけではどうにもならないこともある、というお話でした。
おそまつ。
このウラログへのコメント
騎乗位って疲れるんですね!
気絶してしまうとはご愁傷様です(汗
考えてみると…男も同じくらい疲れるモノでは?
喘息の男は失神してるんですかね、やっぱり?
騎乗位して貰っていて、相手に股関節脱臼されたことあるお姫さま抱っこでタクシー乗せたな~
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