カチンコチン

一応会社じゃ役職者。従って私の前には部下が島を作って座っている。
本社から新システムを説明しに白いミニスカートの女性が来た。年の頃、23か24。色が白い。

研修会の後、各席回って質問を受けている。私の前の席の男に画面を指指しながら教えていた。
彼女のﾊﾟﾝﾃｲﾗｲﾝの浮き上がったﾋｯﾌﾟが私の顔からメートルも離れていないところで、揺れている。

見るわけにもいかず、コーヒーを買いに行くふりをして廊下に出た。
まだそんなに汚れていなさそうな、感じだった。

みなは私の年代をオジンというが、オジンでもやはりいきり立つのである。見るもの見れば、カチンコチンになるのである。
もいちど見たかったが、テント張って席に戻るわけにもいかず（一応役職者だから）、いなくなるまで社内を旅。そすれば落ち着く。でも撒き散らしたい気持ちまでは収まらなかった。
今度いつ来るかな。食事に誘おう。あくまで品良く。下心は隠して。カチンコチンは隠して。