増税から一ヶ月

タバコは吸ってません。吸いません。



５～６年前に、一度だけ一本だけ吸ったことがありました。
大阪で、深夜に……。

その時、その場に居た内の一人とは、『腐れ縁』とも云える間柄です。
時には、『心友(しんゆう)』と紹介することもあります。
タバコを吸うキッカケの数週間前に出会った《同い年》で、よく出来た奴です。
でも、結婚はまだしていないなぁ…俺と同じで……『…していない理由』は全然、違うんだろうけど。

その時のタバコは、誰から貰ったんだろうか、彼奴からだったのかなぁ。
うまく思い出せん。

彼奴は、その１～２年後にあった時には、禁煙に成功した…みたいなことを云っていたけど……。



私自身は、『タバコ』自体が苦手です。
幼い頃(３歳未満位の頃)に、タバコを蒸しながらテレビを見ていた父の膝の上で遊び、『小児喘息』と診断されました。
今から３０年以上前のコトですが…。
その後、父はホタル族になりました。
ベランダに出て吸うか、台所の換気扇を回しながら…その、すぐ傍で…吸うように…。
弟が生まれ、妹が生まれ、暫くしたら、何度か『禁煙』を掲げるようになりましたが、なかなか辞められず、定年退職の前後になって、肺炎で入院して、やっと…。
…、今から８年位前、ほぼタバコを辞められたようです。

その『２０世紀の終わり』頃、今度は愚弟が吸うようになりました。
部屋の中では吸わせない…のですが、起きぬけに…食後に…寝る前に、ベランダに出ては吸っています。
嫌煙者の私は、すぐに気付き、常に露骨に厭味な言葉と態度を愚弟に対してとります。
愚弟は愚弟で、「我関せず」と聞く耳を持ちませんが……。
日々のタバコ代に事欠き、家族の財布から勝手に持ち出すような「盗っ人猛々しい行為」をするので困惑の窮み。
取ったモノは全て控えてますから、一生をかけて返却させますが…。
自分の心身の健康の為に、愚弟が『卒煙』することを願わずには居られません。

愚弟も既に『而立』。
経済的・物理的な自立がすぐに出来ないコトは、愚弟を直接、診て居て、よく判るのだけど…。
私以上に、愚弟は「タバコが辞められないコト」を筆頭にして、何かへの依存度が高い気がしてならない。

愚弟が『卒煙』するなら…その為になら、『禁煙外来の治療費を全て』負担しても良いと云っているのに…、見向きもしないのだから。
まだ暫くは…数年は、愚弟は愚弟のまま…賢弟にはならんな。

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．　「タバコを吸っていますか？」