同伴喫茶

高校生の頃、お付き合いしていた男性と、
ちょっと話の種に・・・と
同伴喫茶に繰り出すことにしました｡

かれこれ１５年以上昔の話です｡（ふるっ）
その人とはプラトニックラブで始まり
プラトニックラブで終りました｡
あの頃は互いに純情でしたね｡
私のことを大事にしたい、
とキス以上に発展することがなかったのですから｡
ある意味本当に愛されていたのかも｡
それとも男の意地で頑張って我慢してたのかな？

そういう人と同伴喫茶・・・
今はカップル喫茶とか言いますけどその頃はそういう言い方でした｡
私の出身地では多分その頃はそこだけ・・・
と思われる同伴喫茶へおそるおそる｡

飲み屋街の雑居ビルの上のほうの階へ｡
店内は真ん中の通路はさんで両方にカーテンの波がゆらゆらと｡
その中は電車の二人がけシートに同じ幅のテーブルが一つ｡
狭いです｡
平日の昼間ということでお客さんはあまり入ってない様子｡
私たちも中にとりあえずは座ってみました｡

でもひとり３０００円、プラスドリンク料、
としてある｡
げっ、高い！
高校生にはどうしたって高いでしょう？

二人して顔を見合わせやっぱしやめとこうか？
うん、そうね｡

お店のお姉さんに、すみません、やっぱし帰ります｡
と言うと、にこやかに、
うん､いいですよ、また来てくださいね｡
あの笑顔が未だに忘れられません｡

お粗末さまでした｡