妻のｻﾌﾟﾗｲｽﾞ

前回の逢瀬から2週間経ったある日
お盆開けに逢いたいねって
いつものﾀﾞﾒもとﾒｰﾙをしてみた

妻は私が会いたくなるﾀｲﾐﾝｸﾞを
良く知っている

じゃあ酒田の○○に14時まで来れたら
ｻﾌﾟﾗｲｽﾞ用意して待ってるから
とﾒｰﾙが帰ってきた

私はその日のｱﾘﾊﾞｲ工作をした後
そそくさと高速に乗った．．．


待ち合わせの場所に着くと
妻は大きな買い物袋を両手に持ち
私を待っていた

2週間振りに出張から戻った
新婚夫婦のように
とても嬉しそうな妻の顔


ﾎﾃﾙに着くなり
買ってきた料理をﾃｰﾌﾞﾙに並べて
乾杯の用意をする妻

用意が出来たころ
妻は洗面室に行き扉を閉めて

「私が行くまで絶対に扉を開けてはﾀﾞﾒよ!」

といい待つ事10分

洗面室から出てきた妻を見て
その仰天ｻﾌﾟﾗｲｽﾞに驚いた


私の目の前には
浴衣姿で髪をｱｯﾌﾟにした
色香漂う妻がいた

「え～っ」