わらび餅のあの透き通った粒のような思い出は、今も変わらずに残っていた・・・が・・・(。-`ω-)ンー

★
★
★
★
★


すっかり梅雨だ。





ムシムシした体をスッキリしようと、仕事帰りにわらび餅を買った。





お風呂に入る前に、ボールに水を入れ、ほいでわらび餅を入れて冷蔵庫へ。





エアコンを除湿にする。





今夜の入浴剤は檜の湯





心も体もお風呂でさっぱり洗い流す







はぁぁ、木の香りってえぇなぁ・・・







風呂あがりでボヘ～とした気分のなか、冷蔵庫からボールを取り出す。





水気を取り、お皿に盛り付ける。





最後の１粒がシンクの上に、ぽろんと落ちた。





「あらら」





親指と中指を使って、





力を入れすぎないよう、指の腹でそっとつまむ。












・・・・・こ、この感触は・・・・・













ひろっぴの記憶では、初めて「わらび餅」を食べたのは小学校１年





学校が終わると、友達と長居公園で遊ぶのが好きだった





遊び疲れた時に必ずみんなで食べたのが、





リヤカーを引いてやってくる、わらび餅売りのおばあちゃん。





きなこ味・白糖味・抹茶味の３種類で、１皿１００円。





抹茶味は渋くて苦手だったので、いつもきなこ味を注文してた。





ザルにわらび餅を入れ、冷たい水にくぐらせる。





水気を取り、ボールに移してきなこをまぶし、コロコロと転がす。





舟形の容器に移し、爪楊枝を２本挿してできあがり。





一連の動作がキビキビしているので、きなこが湿らない。





友達は白糖味を注文して、いつも分け合って食べる





物をよくこぼすひろっぴは、せっかくおばあちゃんが作ってくれたわらび餅の１粒を落としてしまった。。。





それをつまんで、





「あ～、もったいね～」













・・・・・あの感触と同じだ・・・・・












見た目は大人になっても、




相変わらず物をこぼしてるんだなぁ、俺は。





あの時はだたそれだけを思っていたのに。












大人になった今、






指先に感じるこの感触は、






耳たぶではない。






乳首でもない。








少し前に、お風呂で洗っていたアイツに似ていることを、











・・・・・











今、実感した　(￣ω￣)