- 名前
- vince
- 性別
- ♂
- 年齢
- 52歳
- 住所
- 愛知
- 自己紹介
- 実は童貞♪ 自分の、ちゃんと測ったら12.5cmでした。15cmもなかったです。嘘つ...
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たかが工業製品、されど工業製品
2010年05月09日 19:59
昔、友達でバイク仲間が言っていた事。
「バイクなんて消耗品。金かけてカスタムするのは馬鹿げてるよ」。
確かにそうかもしれない。でも乗っている本人は自分仕様にしたくて仕方がない。
一秒でも速くなれば素直に嬉しい。
今日、ドッグ入りして早8年位になる愛車を散々悩んだあげく、処分する事にした。
バイクはカワサキ製で2ストロークパラレルツインの250ccのエンジンを積んだ川崎唯一のロードレーサーレプリカ。
冒険は無いが安定したエンジン性能と堅牢で軽量な車体。
そして同じカテゴリー内で他社に無いエボニーブラックとやや暗めのライムグリーンと言う渋めのカラーリングで
20代の僕の尖がった行動には必ず伴っていたマシン。
2スト特有の白煙とカナキリ音のような排気音が特徴で、性能をフルに引き出せるようにわざわざエンジンもオーバーホールしてトップスピードは約200Km/h。
自分的には同じカワサキのH2の血統を感じるには充分なマシンだった。
高速道路でお巡りさんとチェイスしたり。気持ち良く走っていたらヘルメット被った人が旗もって飛び出してきたり・・・。
幸い、人を撥ねたりはしていないのは不幸中の幸い。
サーキットランで自分の腕の再認識させたも、このマシン。
ショップに整備に出して。
「vinceさん。タイヤ、溶けてますね。始めて見ました」
と若いせービスの子に言われると
「イヤ、それでも遅いんだけどね」と心で思って
苦笑い。
自分を高めて、磨く事に憧れた20代。
そんなある日、脇道から出てきた車を避けるために、加速中にフルブレーキング。
マシンは外装が破損。
パーツの生産は当時の時点でとっく終わっていて、壊しやすい外装の調達に時間も掛かることが分っていたので、
以前からリアブレーキの効きとサスペンションの再セッティングを含めメンテナンスを兼ねてドッグ入りして今日まで。
出来れば治してまた乗ってやりたかったけど、行きつけのショップで
僕のマシンたちを見ていてくれていた主任整備士の方が異動で転勤になる事になって、このままの返却か、パーツ取り車として店側が引き取るかという選択になってしまい僕は手放す事を選んだ。
僕も積極的にパーツ集めをすればこんな事にならなかったのかも知れない。
廃車にしてしまった自分が少し悲しい。
このウラログへのコメント
やるせないですね。
> yumilkyさん
コメ有り難う。
良いマシンだったし、相方みたいなマシンだった。
残念だけど仕方ない。
でも、2スト大好きな自分。
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