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中学三年生のとき

2010年03月26日 11:24

朝、満員バスが揺れた弾みにボクの右脚が
前のお姉さんの脚の間に後ろから滑り込んだ
気持ちが良かったので、ボクは脚を引っ込めないで
そのまゝにしていた。
ボクより頭ひとつ近く背が高いそのお姉さんは
振り返ってボクを見下ろし、ニヤリと笑って
ボクの方に身体の向きを変えた。
そして二本の脚でボクの脚を挟んだ。
挟んだだけでなく、ボクの脚を揉むようにグリグリ始めた。
気持ち良かったーーっ
そのまま停留所を五つくらい過ぎた。

そのあと何回かそのお姉さんをバスの中で見掛けたが
密着するまでにはいたらなかった。
少年の頃の儚い想い出だ。