息子をおさえたとしても、先立つものは止められなかった

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月に１回の歯のクリーニング。



いつも通う歯医者さんは大勢のスタッフがいて、クリーニングする人はいつも違う。



今日のお相手は、血液型がＯ型っぽい３０代のマダム。
閑静な住宅地に住む４人家族で、小学校の長男と幼稚園の長女がいる。
趣味はママさんバレー、ショッピング。
好きな色はピンクとベージュ。
性格はおっちょこちょいで天然ボケあり。
ダンナとのエッチは月１回で、好きな体位は後背位。
お家のまわりに犬のフンがあるのを最近気にしている。

といったところかな。




キビキビと作業する気持ちのいぃ人でした。

作業時間はだいたい２０～３０分。
お口を大きく、そして長く開けてないといけない。
ひろっぴが苦手とするところ。





・・・・・舐めるのは得意なんだがな





ダイナミックに作業する彼女。
そのすごさに感動していたら、ひろっぴのおでこにムニュ♪としたものが。

ソフトにあたることは過去にもあったけど、今回のはハードです。
牛丼の並と特盛りくらいの差はあるな。
正直、困ってしまった。





「あ、あたって困るんですけど」





なんて言えないし。

煩悩を捨てる為、オモテの日記に書くネタを考えることにした。

そうだっ、じーんとくる言葉を思い浮かべてみよう。





・・・・・えっと





・・・・・「人生に感謝しよう」





・・・・・そうだ感謝だ、感謝感謝っ





がんばったかいあって、息子はおとなしかった。
下の集中ばかり気にしていて、上のほうをおそろかにしてたら、





舌がピーン！





これは今まで経験したことのない、まったく新しい現象だ。







ノーベル生理学賞にノミネートされるかな・・・