民主党本部

に行って来ました。昨夕の話。

チャンネル桜主催の外国人参政権に反対するデモに参加したんすよ、わし。

告知を読んだのが前夜で、行くかどうか迷いました。

おまけに、昨日午後は子供の授業参観。行くと言っていただけに迷いました。

おまけに朝から雨。それも止まない。


でも、考えた末に、一人でも行動することが民主主義である。子供のためにも次の世代に、今のままの日本を残したい。

女房は授業参観に行きました。それもあり行くことを決断。


午前中に仕事を終わらせて電車で永田町に向かいます。雨だし、恐らく参加者は少ないのでは･･･

と思っていました。

しかし到着した衆議院会館前はびっしりと並ぶ人!


皆傘を差し、手に日章旗を持ち静かに示威行動。


会館入り口付近ではスピーカーを使った街宣活動が華々しく行われており、有力議員の先生方も登壇なさっていましたが、わしが立っていた場所からは遠くに聞こえる程度。


雨止んでくれないかなぁ、と皆が願ったことでしょう。しかし止まない。

気温は6℃程度か。風がないのでしのぎ易い･･･

しかし同じ姿勢で2時間立っていると流石に冷えてくる。


周りの参加者は、お年寄り、壮年層、若い人と様々。男女半々位だったのはこうした集会にありがちな光景（これは憲法九条を守る会等の革新系の集会でも恐らく同様)。


やがてデモ隊は会場を移動、国会図書館横の民主党本部へ歩いて移動。


夕闇の中、傘を持つ参加者達は口々に叫んでいます。

「勝手なことをするな～！」
「国は誰のものだと思っているんだ～！」

「脱税首相！」

「税金泥棒！」

「小沢独裁ヒットラー！」（これはわし）


そして道路を渡った筋向いの歩道上でしばらく街宣活動。皆で盛大にシュプレヒコールをあげました。

「民主党は亡国政策を止めよ～！」
「止めよ～！」
「外国人参政権は絶対に許さないぞ～！」
「許さないぞ～！」

「中国への叩頭外交を止めよ～！」
「止めよ～！」


てな感じです。数時間立ちっ放しの後にようやく発散する機会を与えられたこともあり、皆さんよく叫んでおられました。


民主党ビル内からは、こちらをのぞいている人も数人。あの音量ですから聞こえているはずです。


しかし、政策を左右するレベルの影響力を与えるには、まずはメディアの力が必要･･･
という事実は分かっていても、こうした草の根民主主義が大切、という風にわしは考えます。


という訳で、わしは民主主義の権利を実行してきた、という訳でございます。



子供には、分かる歳になった時、この日のことを謝り、話して聞かせようと
思っています。





それにしても。



わしの行った大学は時代錯誤とも言える学生運動の残滓が強烈な大学で、特に教養部時代は毎日のようにた闘争系の「立て看板」を眺め、「アジ演」を聞きながら通学していました。

しかしわしはそうした革新系の運動に興味が湧くことはありませんでしたね。当時は共産主義にそれ程の嫌悪感を抱いてはいませんでしたが、彼らの主張に明らかな齟齬が見えたのがその一つの理由。
「日帝、米帝は植民地主義を捨てよ！」と言われたってどこ？という感じ。
「米帝の核兵器粉砕！」との叫びを聞くと、じゃあさ、ソ連と中共の核はどうなの? と聞き返したくなる理性がわしにはあったためです。（当時は北朝鮮の核が顕在化する前です）


というノンポリな学生時代を送ったわしが、父親になりこうして国会議事堂裏でのデモに参加することになるとは。



運命とは不思議なもの･･･