体が熱い

体が…

熱い…

彼から、エッチの前に

目隠しをされ、両手を軽く縛られ

「気持ちよくなる薬」

を飲まされた

何も見えず

感じるのは彼の視線と

吐息

そして、いつもにまして焦れったい手

次はどこにくるか分からない感覚に

私は感じちゃう

額や鼻・唇をなぞり、耳たぶをあま噛みする

「…っ。ん…」

首筋、脇、背中・手・指先まで舐める

そして、多分…ゆっくりと胸に手が伸び、コロコロと掌と彼の舌で転がし始める

「あっ…」

思わず声が漏れ、ゆっくり腰が動き始める

胸から手が退かれると、すぅっと下へと移動する

くすぐったさと、気持ちよさで徐々に

おかしくなりそう

そして、なぞるようにクリをさわり始めた

「あっ…ダメ…」

思わず漏れる声

だけど本当は止めて欲しくない

だけど意地悪な彼はピタッと手を止める

「このままでいいの？マナ」

分かってるハズなのに、聞く彼

返事をしないで黙っていると

突然、彼の気配が消えた

(嘘…嫌…行かないで…)

このシチュエーションのせいなのか、薬のせいなのか

私の体はピークに達している

「はぁ…はぁ…ねぇ…止めないで」

なんとかそう言うと

「じゃどうして欲しい？」

少し離れたとこから、声がした

「はっきり言ってみな」

「…」

「言わないとやらないよ」

「あっ…触って…」

「どこを？」

「クリを」

「触るだけ？」

結構、Ｍっ娘の私はこのやり取りだけで、濡れちゃう

恥ずかしい姿、言葉を言うだけで体が熱くなる

それだけで濡れちゃう私

早く来て…