浮気の定義

浮気って、言葉のとおり「浮ついた気持ち」ということで、「浮気」というのは、

帰るところがあって、
帰れるところがあって、
帰りたいところがあって、
帰らなくてはならないところがあって、

守りたいものがあって、
守らなくてはならないものがあって、

だからちょっと気持ちの息抜きをするために、そしてそういうものを「再確認」するために人は浮気をするのではないですか？

そして心の中に潜在的にある、

絶対に壊れない、
絶対に壊さない、
絶対に壊したくない、

そんな思いがあるから、だから帰っていく。

利用して、利用されて、それでおしまい。

本人たちは、それで満足だったかもしれない。そこで何かしらの結論を出して終わりにしたはずかもしれない。

でもそれによって傷ついた人たちはどうしたらいいんだろう。

本人たちが終わった後の、その延長線上にいる、そこから苦しみが始まってしまった人たちは、どうしたらよいのだろう。






・・・こんな気持ちと２年間も戦いながら、そして夫の浮気相手だった人がいる日本へ、私は行こうとしている。


「momoさんとってもいい人だから、ご主人とのこととは別に、momoさんとは良い友達になれそうだから、日本に帰ってくるときは必ず連絡してくださいね、ランチでもお茶でも一緒にしたいです。」

と言われ、２年間毎日、私自身苦しんでいる。何が悲しくて、夫の浮気相手とランチをしなくていけないのか。もちろん彼女に連絡をするつもりなど毛頭ないけれど、でもなんだかモヤモヤが消えない。

二人とも大人だし、お互いの立場を理解した上でのことだったとはいえ、結局、夫はこちらに戻ってきてしまったわけで、私としては、少し彼女に申し訳ない、かわいそうだと思ってしまって、彼女に手を差し伸べてしまったことが、結果として自分を苦しめている。どうして私は、こんなにめでたいのだろうか。




これも「諦めてしまったら」楽になることなのに、どうしても自分の中で整理が出来ない。


彼らにとっては、終わったことらしいが、私の中では、終わっていない。



どうして私はこんなにバカで愚かなんだろうか。

とっても苦しい。