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京都で一番あの世に近い所

2008年08月10日 05:49

京都で一番あの世に近い所

昨日というか、日付を余裕で変わってるので、2日前お祭り行ってきましてw
このお祭り中々、怪奇スポットというかそういう話が多い、所ですねw
ひとまず、エロではなく、ホラーな裏w

そこでは、毎年お祭りになると出展する店がありまして、その名も「子育て飴」

別名「幽霊飴」

ウチもこの話は小学校から、本で読んでましたがまさか、京都だとは知りませんでした。
てっきり、江戸の話だと思ってたのですよ。

というわけで、今日は怖い話でも一つ。
あ、でもコレって有名ですね(?)
知ってるぞー!!って人は、失礼しましたm(__)m
多少着色しております。


「京の町にて」
いつの時代かは伏せるとして・・・
昔かーし昔、とある京の町に1件の飴屋がございました。その飴屋は、翁一人で営んでおり、毎日何事もなく飴を売り過ごしておりました。
そんなある日の夕暮れ。店を閉めようとした翁の目の前に、一人の女性が現れました。夕暮れの色に溶け込んだ、白い浴衣を着た女性は、整いの悪い長い髪を垂らしながら、翁に近づいてきました。翁は一瞬身を固めましたが、すぐに手に持っている銭を見てホッとしました。客だと思ったのです。
女性は、翁に近寄りながら、お金を差し出しこういいました。
「飴を一つ、売ってくださいまし」
翁は、言われたとおり代金分の飴と銭を交換しました。飴を受け取ると女は、そのまま夕闇に消えるように歩いていきました。それから、毎日女はやってきました。同じ時刻に来ては、飴を買っていくのです。それにしては、この変では見かけない女性。翁はしだいに女性に対して、興味を持ち始めました。この女は何処に住んでいるのか?
何をしているのかと。

※「墓地にて」

ある日翁は、思い切って女の後をつけることにしました。女に気づかれないように、後をつける翁は、しだいに背中に寒いものが走っていきました。女は、ゆらりゆらりと、人里を離れ山のほうに向かっていくのです。翁はおもわず立ち止まってしまいました。その先には、墓地しかないからです。
(こんな所に、若い女が住んでるはずねぇ・・・)
一瞬引き換えそうとしましたが、冷静に考えると、誰かの墓にお供え物をしているのだと、と自分で言い聞かせ、それを信じ再び、女の後を追いました。しかし、少し立ち止まっただけなのに、女の姿が見当たらない。
変に思ったが、翁は先に進みました。しかし女の姿は一向に見えない。いつのまにか、夜の闇が翁を包んでいました。それに気がついたのは、夏の風に吹かれた涼しい風でした。ひやりと風が翁の体を撫でた瞬間、ハッと我に返りました。そして、現実に戻された翁を待っていたのは、無数の墓標と、風でしなる竹やぶの笹波の流れる音だけ。
突然の孤独が、翁襲いました。
(ワシはこんな所で何をしているのか・・・)
もう、翁の頭には女の事など、忘れていました。翁は急いで引き返そうと、早足に町に向かいました。
そんな時、甘い匂いが漂いました。翁はその匂いのほうに顔を向けると、山道の竹薮の中に、白い浴衣女性を見つけました。
(なんだ・・・あんな所におったのか・・・しかし、あんな所で何をしてるんじゃ?)
翁は足を止め、その女を凝視しました。すると、女の姿が足元からスーッと消えていったのでした。

それから、翁は我も忘れ大急ぎで、家に逃げ帰り布団かぶり、念仏を唱え世を明かしたのです。
そして、家に駆け込んだ時に、倒した銭いれの銭が散らばり、その銭の中には、平べったい石が何枚か転がっておりました。

※「棺桶にて」

次の日、翁は近所に住む青年を一人連れて、女が消えた所までやってきました。そこには、小さい石でできた墓標が立っていたのです。
膝くらいの高さの墓石には、何も書かれてはいませんでした。
翁は青年に言う。女の幽霊が、ここで消えたと。青年は半信半疑でしたが、墓を掘り起こし棺桶の蓋を取り、覗き見ると、死に装束を身にまとった女性が、入れられていたのです。死体は綺麗なものでした。
翁は、女性の顔をみたとたん、その女じゃ、と腰を抜かしました。青年も、少し背筋が凍りました。そんな馬鹿なと、思いましたが、その考えは赤子の声で変わりました。
女の股座から、もぞもぞと動いてるのを見つけたのです。
「子供がおる。。。」
青年が見たのは、子供が棺桶の底に置いてある、飴を美味しそうに食べている姿でした。その飴は、まさに翁の店で売っている飴。
それを見た翁は、棺桶を除き込みながら今まで恐れていた、自分を恥つつ、手を合わせました。
死んだ女性は、棺桶の中で母になり、霊魂だけになっても、生まれてきた子供を育てる母の愛情の念で、飴買い育てていたのだ。
青年は、赤子を拾い上げると、再び棺桶を戻し手を合わせ町に戻った。
この話は、たちまち町を駆け巡った。
女の幽霊が、飴を買って我が子に食べさせ、育てていたという飴を買いに人々は翁の飴屋に通った。そしてその飴屋の歴史は、今も続いている。

その飴は、今も語り継がれている「子育飴」と

(終)


大筋こうですね。
たぶん、間違ってるとこも多々ありw
ひとまず、突っ込みはなしでお願いしますね^^;
こんなのインターネット引いたほうが、はやいしw


まぁ、そこそこ要約してます

他にも後日談があって、ウチがみた本では、うろ覚えですが、死体と解かって、もう買いにこれないように、足をしばったのですが、夜になったら逆立ちをして、女が買いに来たという、なんとも奇妙な展開になってるんですが、これが赤子が見つかる前か、見つかった後なのか・・・これがちょっと、記憶が曖昧な所です^^;
だから、逆立ちお買い物は、後日談なのかも解からないしまつww
あと、青年も架空ですw
たしか、役人だった気もするしww翁のほかに、婆もいたような気もしますww
という、微妙なコメントを残して、京の怪談をこれにて終了させていただきます・・・おそまつ

このウラログへのコメント

  • ももたん 2008年08月11日 17:47

    な、長ぁぁあッッ( ̄□ ̄;)!! 



    まぁ、母強しですにゃ(´ω`)

  • kaoru 2008年08月12日 00:13

    ももたんさん
    1時間掛かりましたw
    指ツリそうになりましたww

    ですな(´・ω・)

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