九州出張・・・・2

屋台が有名なエリアを観察しつつ、某店に入る事となった自分達は誘導されるがままに着席し、素敵な夜をエスコートしてくれるであろう女衆を待った。

当然　自分には指名する子なんているはずもないのだが、同行した戦士たちの殆んどが速攻で指名するという意外な行動に出たのだった。。。


どうやら接待にカコつけて、自分たちが一番楽しみにしていた様子。。。

まあ、そんな事はどうでもよく　楽しい一時が始まるのだった。
俺の隣に来たのは「fさん」22歳。清楚な感じでとてもキャバ嬢には・・・聞けば勤めてまだ間もないとの事。

宴も進み、「f」も本人曰く「酔ってしまった」らしく　周りを見れば皆それぞれ女の子と話し込んでいた。

その光景は　まるで雄鶏が求愛するかの如く必死で滑稽。

そうこうしているうちに時間は過ぎ、店に残るもの　帰るものに別れ、疲れていた俺は当然「帰るもの」部隊に同行しホテルへと帰っていく・・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　


多少迷子になりながら彷徨っていると旨そうなラーメン屋があったので道を尋ねつつ小腹を満たすことにした。。さすが本場、旨い！

優しく教えてくれた道程を夜風を感じながら歩いていると、突然　「ryoさん！」と俺を呼ぶ声が・・・・



こんな土地に知り合いなど居るはずも・・・振り返ると



ヤツだった・・・・・・30分程前に別れた「f」。

「ど、どーしたの？店は？？？」

「あの後、暇になっちゃったから上がらせてもらいました！私が奢るから呑みに行こうよ。中州　案内してあげる！」


「お、おぅ・・・」

突然の誘いに思わず承諾してしまった俺は財布の中身を確認しつつ、再び「f」と中州へと溶けていった。。。



続く・・・・