トリアージ

色々書きたい事があったり。



「トリアージ」：患者の負傷の程度により搬送の優先順位を決める事。


先の秋葉原の事件で負傷者に対してトリアージを行ったそうです。


以下、yahooニュースより抜粋。


『トリアージは赤、黄、緑、黒の順で、治療の優先順位を判断して「トリアージ・タッグ」を被害者に付けていく。
黒は蘇生（そせい）の可能性がないと診断された人を示す。

　医師は「泣く泣くというか、断腸の思いで判断した。黒は非常にショッキングなイメージがある」とした上で、
「赤を付けて搬送された患者さんの中に命が救われた方がいることも理解してもらいたい」と話した。』





僕らの日常の業務においては「選択」と「集中」は大事な事。


医療現場でも、最大限の救助活動を行うためには
「選択」をする事は必要な事だと思う。


その結果、不幸にも命を落とす人が出てきてしまったら、
少なからず医師を責める人もいると思う。


「何で助けなかったんだ」って。


そういう事を言う人がいたら、こう言いたい。


『だったらお前が同じ立場だったら全員助けられるのか？』と。



人の命は平等。



その考えの下に、限られたリソースで出来る事は、
助かる可能性を選択する事だ。



そして思う。



選択するのは簡単な事かい？