一日○○体験！！

rokoの若かりし頃（２０代になったばかり）のこと。


その当時、学生で同じクラスに洋服も地味で化粧っ気もなくて、特別美人じゃないんだけどいつも男の子をとっかえひっかえ遊んでいる子がいました。

私は割と付き合い出すと数年つきあうタイプなので彼女の心理が分からなかったんですが、ある授業でその子とペアを組むことになって仲良くなったんです。

話してみると、すごく楽しい子で話の引き出しが多くかなり仲良くなりました。そしてある日
「悪いんだけど、一晩だけつきあってくれない？」
と言われたので
「え？！合コン？」と聞いたところ、そのようなもの…という答え。

彼女のその日の夜６時半に新宿東口で待ち合わせて、彼女先導でどこへ連れて行かれると思いつつ歩いていると

大柄な黒服の男の人が二人近づいてきて大きな声で

「おはようございます！！！」

こっちはびっくりです。なに？！これ？！勧誘？！え？！
と思っていると
「レイナさん、今日は○○社長がいらっしゃるみたいで」と私達に話しかけているんです…。
おい、レイナって誰だよ？だれかと間違えてるでしょ？と思ったら私の友達がすかさず
「あ、聞いてるから大丈夫。ＯＫＯＫ♪」との返事。

？？？？？？？？

しばらくその黒服達と歩いて、地下のお店に入っていくと
もうおわかりかと思いますが…

そこはキャバクラでした！！

なぜ、私が友達に”一晩だけつきあって…”と呼ばれたのかというとホステスが足りなくて一日だけつきあって欲しかったとのこと。

そんなこと早く言ってよーーーーー
というか、言われてたら行かねぇ～よ！！！みたいな。

店に入っちゃったから帰るわけにも行かず
洋服を借り、ヘアスタイルをセットしてもらって私も”なんちゃって夜の蝶”と変貌を遂げたのですが、その友達の変わりようと言ったら言葉を失いました…。たぶん真横をすれ違ってもその子とは１００％分からないくらい。
女って怖い（笑）


彼女の正体は
歌舞伎町のナンバーワンホステスでした！！

もちろん一日だけですけど高額なバイト代も頂き、後日彼女には焼肉をごちそうしてもらいました！！

ちなみに私のホステス経験はこの一日だけ。
知らなくていいことは知らない方がいい…という気持ちになり、それ以降けっしてハマることはありませんでした。

ちゃんちゃんっ！！