さっき

別れてきました｡

最初は28だと歳をごまかしていた彼｡
本当は36でした｡
その時は好きだから別れたくないって思ってました｡
でも同時に信じられなくなっている自分がいて｡

そのうちに好きって言うのが段々億劫になってきて､言われるのも重荷になってきてました｡

ｱﾀｼが好きって単語をはっさなくなってきても､彼は『どうせﾗﾗは俺の事好きだろ』という根拠の無い自信を持ってたみたいです｡
好きは好きでもLoveではなくLIKEになってたのにね｡
好きになろう､とする事に疲れちゃった｡
仕事のｽﾄﾚｽを癒す関係じゃなきゃ､って思ってたけど電話が掛かってくる度に少しｲﾗｯとしてたんだ｡




それでも彼は一生懸命にｱﾀｼを愛してくれていたんだと思います｡
だって最後に『今までありがとう』って｡
こっちの方がありがとうって言わなきゃいけないよ｡
たくさん愛してくれたのに､いっぱい好きだよって言ってくれたのに､その愛を返してあげられなくてごめんなさい｡
あの時はごめんって言葉は違う気がして､でも代わりの言葉はみつからなかった｡
あなたにはｱﾀｼよりもっと相応しい人が居るはずだから｡