感心と無関心

今日、仕事帰りに友達と新宿のオイスターバーで飲んでたんですが
その帰りの電車の中での出来事。


立川で青梅線が折り返しになり、その電車に乗り込んで
帰路に着つこうとすると。



座席に横たわるように寝てる一人の男が。。


終点について寝てるという事は、明らかに酔っ払い
なんですが、他の席は空いてるから
友達と適当に座って発車を待ってると。


その酔っ払いに話しかけてる、ビックリマンチョコ（２箱）の
入った袋を持ってた若い男が視界に入りました。


どうも、その酔っ払いを起こしてあげようとしてるみたいで
「偉いなー」って生暖かい目で見てたんですが

その、話を聞きつけたのか直後に駅員が来たんですが
少し様子を見るだけでさっさと帰るし。



それに対して、そのビックリマンの彼は
『どこまで行くんですか？』って丁寧に聞いてたり
吐きそうだからと、どこからかビニール袋を取り出したりと、
全然関係ない人なのにそこまで世話しようとするのは
僕もちょっと見習わなきゃなーと思った次第であります。


が、ビニール袋を用意したのに、酔っ払いはポタポタこぼすし。。


何とか話を聞いて、彼と酔っ払いはどうやら同じ駅で
降りることになったようで回りの人間は（僕も含め）
一安心といった感じでした。



で、発車が近づき、どんどん人が乗り込んでくると
車内の酔っ払いの様子を見て、車内に乗り込んできたのに
すぐに引き返して別の車両に行く人がちらほらと。


気持ちは分からなくもないですが、
そこまで気にするものなんでしょうか。。



発車する頃にはもう間に人がいっぱいで向こうの様子が見えず
結局、話しに出てた駅を過ぎたあたりで２人とも降りたみたい
なんですが、何だかちょっと複雑な気分になりました。



でも、ああいう知らない人でも気遣って親身になれる人が
まだいるって事は、寒い冬にほんのり暖かくなります。