ラブホから一人朝帰り。

誕生日の朝なのに何やってんだろうなあ。

関東の明け方は本当に綺麗だ。
びっくりするほど。



私、一年前と何一つ変わっていない。


朝、一人帰る私にいろいろ掃除とか、リネン関係の洗濯したりしていたラブホのお兄さんとか、おじさんとか、しくしくずっと泣いている私に優しかった。



タクシーの中で一人大泣きした。
声を上げてハンカチに顔を埋めてすごくすごく泣いた。





何が悲しかったのか、自分が悲しかったのか。




タクシーの運転手さんも優しくて、でも、セブンまでお願いしたんだけど、住んでいる西側じゃなくて東側に勘違いして下ろしてくれた。
でも優しい運転手さんだったし、少し朝方暗い中でぶらぶらしたかったから降りた。



東側にはお仕事を終えたお姉さんやお兄さんがたくさんいた。



私がしていることは多分その人たちと一緒。
その人たちが上とか下とかは無いけれども、中途半端にやっているんだったらもう本業にしてしまえばって思った。



髪を金髪にしたちょっと太目のお姉さんとお互い疲れた顔で目が合った。



なんかとっても若い子だったな。



私は30歳なのに。


今日からもう30歳なのに。






30年もなにやってんだろう。








情けないね。





昨日さ、夜出かける前に実家から荷物届いたんだよね。


たくさんお野菜とか、お魚とか果物とか入ってて、お金が二万円入ってて、「英会話に使ってください」ってお手紙が入ってて…。










ああ死にたい。私が生きている意味は何があるのだろう。





って死ぬ勇気も無いのなら死にたいって言うな。


でもよくわかんない。







私もうよくわかんないよ。


生きている意味が。