コスプレ

ホテルのソファで一人座って待っている僕。脱衣所の方から布の擦れる音が聞こえる。彼女に着替えさせているのだ。

『コスプレ』

彼女は全く興味がない。僕がやりたいと言うから仕方なくやってくれている。彼女が戻ってきた…苦笑しながら。

衣裳に着替えた彼女は、想像通りの可愛さ。小さい彼女には衣裳は少しばかり大きく、この間まで中学生だった子の、夏休み初めてのアルバイトのような、危険な雰囲気を醸し出す。

やはり理解に苦しむ表情の彼女。だが僕の中ではイメージが膨らんでいく…

僕はオーナー。彼女はバイト。そしてこれは、お仕置き。
彼女の意志は関係ない。

彼女は今日ヘマをやらかし、お客様に恥をかかせてしまった。彼女にも、恥ずかしい思いをさせてやることにする。彼氏にプレゼントを送るためにバイトしているという話を従業員から聞いた。彼女は逆らえないはず。お金が必要なのだから。

ブラウスのボタンを外すよう言う。ブラジャーがちらりと見える。そのままスカートを上げるよう言う。

下着を露出させられた彼女の表情が、羞恥心と屈辱で歪む。彼女はプライドは高い方だろう。しかしいじめられることを好むM女であることも知っている。

失敗しながらも頑張っていますって姿を、彼氏にも見せてやろうか？僕はケータイカメラを起動させる。

それは無理!と真剣に嫌がる彼女だが、顔は写さない約束で写真を撮らせてもらう。これでいつでも、恥ずかしい格好の彼女を持ち歩くことができる。

まだ彼女はそのまま立っている。

さて、次はどんな恥ずかしいことをさせてあげようか…

そして最終的には…