統合失調症

陸運局で新しい車検証を貰っていると、知らない番号から電話。

警察署から、母親を保護してるので身元引取りに来て欲しいとのこと。

急いで一旦店に帰り、警察署へ向かう。

３Ｆの生活安全課の担当刑事がまず、母のこれまでの相談内容等のファイルを持ち、廊下で説明を受けた。
ショックな内容だった。

母は部屋の中のソファーでうつ伏せに横になってた。
帰ろうと促しても母は拒む。
「隣人に殺される、私は鬱だが攻撃されてるのは事実なのに誰も信じてくれない」
「隣の壁を調査してくれ。殺虫スプレーの痕跡があるはずだ」
「このまま虫ケラ扱いで死ぬなら　川飛び込んで自殺する」

３０分程、帰ろうと促し続けても泣きながら子供のように首を横に振る。

なんとか手を引いて連れ出し、ファミレスへ。

「一瞬、この人は死んだ方が本当は楽になれるのかも」
っと思ってしまった自分に危惧する。
食べたいと注文したハンバーグも商品が着くと
「やはり食べれない。ごめん」とうつむく。

暫くして弟がきた。
今夜は弟夫婦の家で世話になる事となった。

俺は今夜は休養させて頂く事にしました。
一瞬でも死という選択肢を思い浮かんだ思考を持ったまま、休憩せずに接するのが怖かったのもあります。



さあ、　明日から仕切りなおすぞ。
フンドシ締め直して前進するど！！！