寿司常の帰り。

　前回のログの『寿司常』の帰りの出来事です。一緒にいた人は会社の人で４０歳半ばのダンディ部長と１０歳年下の可愛いIちゃんです。

　私達は思いっきり食べて呑んでお店を出てエレベーターに乗り込みました。エレベーターの左右の奥の角に男性と女性がいました。私達がワキアイアイとしていたけれど、エレベーターの中で話はしませんでした。すると、その先客の男女が話をはじめました。

　　女：もうお会いできないかと思いました。

　　男：そうですね。見つかってよかったです。

　　女：今日はどちらからいらしたのですか？

　　男：出張で仙台からです。

「！？」この時点で、私達は思わず顔を見合わせました。その気配を感じたのか２人は会話を止めてしまいました。チラリと２人を観察すると男性のほうはちょっと気まずそうにしています。女性のほうは私達を気にしてはいるけれど堂々としています。一般的に女の方がずうずうしくできているのかな（笑。

　エレベーターが１階に着くと、２人は急ぎ足で立ち去っていきます。ツーカーのチームワークを誇る私達はアルコールが入った酔いもあり「あの２人の後を追いかけよう♪♪♪」と瞬時に決定し、２人についていきました！

2人の早いこと早いこと。SIBUYA１０９を出て道玄坂をどんどん上っていきました。金曜日の夜ということもあって、かなりの人込みです。掻き分け掻き分け、小柄な私とIちゃんは、プライムを過ぎた辺りで２人を見失ってしまいました。その時、頭２つ分背の高い部長が叫びました。「ぃたぃたぃたヨ！今、右に曲がっているところ！！」

今度こそ見失わないように小走りで２人の後を追います。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ。（酔っ払い達はだんだん息が上が　ってきている）」
「あの２人、早いなぁ。１分１秒でももったいないという感じ　ぃ～」
「だんだん人が減ってきたね。道も暗くなってきたし。やっぱ　行き先はラブホだよねっ」
「でももう少し奥じゃなかったっけ～？」

と曲がったとたん２人はマンション風のラブホに入っていきました・・・。

「わぁ～、ここ高級マンションみたいでラブホっぽくないね　　～」
「あの女の人常連さんかなぁ、いい趣味してるかもぉ☆」


　渋谷駅近くの飲み屋にて。

部長「出会い系の現場、初めて見た」

私＆Iちゃん「私もですよぉ」

部長「あるところにあるんだなぁ」

私「そうですね～。分かりやすく１０９で待ち合わせしたんで　　すねぇ。Iちゃんには衝撃だったかな！？(笑」

Iちゃん「私、そんなに子供じゃありません！(笑」

部長＆私＆Iちゃん「でも、面白かったね～～～＾＾」



・・・と大盛り上がりでした♪ｱﾊﾊのﾊ♪♪

　
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・・・ちょっとした疑問。
デジカフェで出会った二人じゃないよね！？