真夜中の死体（？）

時間は２５時過ぎ
仕事の帰り道、住宅街を車で走っていると
ふと道端に違和感を感じる。

人が横たわっているのだ。
その時は、疲れているから、変な幻覚でも見たのかと
思って通過した。
本音は厄介事にはかかわりたくないからだ。

いろんな想像が頭をよぎる。
しばらく考えながら、ふと罪悪感に襲われる。

もし、幻覚でなく本物で今現在苦しんでいたら、
今発見しなくては助からない状況だったら。

きずくと来た道を戻っていた。
その場所に近づくにつれ、早くなる鼓動・・・ドクッ・・
ドクッ・ドクドクッ・・・・・・

さっきの場所についた。
変化のない景色。間違いなくそこにそれは横たわっていた。

ちょうどそこに駐車場があったので、入って目標物をライト
アップしてみた。


。。。ドクッ。。。。ドクッ。。。。

。。。


。。。

・・・・・・「うわっまぶし。」「あれっ、ここどこだー。」
　　　　　　　↑
　　　　　　たぶんこの少年はこんな心境だったのでしょう。

寝てただけだったみたいです。（笑）


帰りには、起しちゃって悪かったかなー。
という変な罪悪感だけが残りました。

ちゃんちゃん。