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自由
2025年07月03日 10:49
みんな口では「自由」を求めるのに、「自由」の意味も考えず生物としては「隷従」を求める。
人間ってつくづく面白い動物だと思う。
貴方はそうは思わないかい???
そこで
Grokに聞いてみた
自発的隷従論(じはつてきれいじゅうろん)は、16世紀のフランスの思想家エティエンヌ・ド・ラ・ボエシ(Étienne de La Boétie)が著した『自発的隷従論』(Discours de la servitudevolontaire)で展開された考え方です。この理論は、人が自由であるにもかかわらず、なぜ自ら進んで権力や支配に従ってしまうのかを説明するものです。以下に、わかりやすくその要点を紹介します。
### 1. **基本概念:自発的に隷従する人間**
ラ・ボエシは、権力者や支配者が人々を抑圧するのは、単に力や暴力によるだけでなく、人々が「自ら進んで」その支配を受け入れるからだと主張します。人々は自由を捨て、服従することを選ぶ傾向があるというのです。この「自発的隷従」は、恐怖や強制だけでなく、習慣や社会的な仕組みによって引き起こされます。
### 2. **なぜ人は自発的に従うのか?**
ラ・ボエシは、人が自発的に隷従する理由をいくつか挙げています:
- **慣習と教育**:人は生まれながらに自由だが、幼い頃から支配や権威に従うように教育され、それが当たり前だと感じるようになる。
- **利益や報酬**:支配者に従うことで、わずかな利益(地位、財産、特権など)を得られる場合、人々は従順になる。
- **恐怖と無知**:支配者の力を過大評価し、抵抗が無意味だと感じる。また、自由の価値を知らないため、服従を選ぶ。
- **集団心理**:周囲の人が従っていると、自分も従うのが自然だと感じる(同調圧力)。
### 3. **支配の仕組み**
ラ・ボエシは、支配者が少数の力で大勢を支配できるのは、ピラミッド型の構造によるものだと指摘します。支配者は側近や協力者に恩恵を与え、その側近がさらに下の層を支配することで、少数の権力者が多数をコントロールできるのです。この仕組みは、人々が互いに監視し合い、服従を強制する社会を作り上げます。
### 4. **自由への道:抵抗は簡単**
ラ・ボエシの最も印象的な主張は、支配からの解放が実は簡単だということです。支配は人々の同意によって成り立っているため、同意を撤回し、従うのをやめれば、支配者は力を失います。暴力的な革命や戦いは必要なく、ただ「従わない」だけでいいのです。これは非暴力的な抵抗の思想の先駆けとも言えます。
### 5. **現代的な意義**
自発的隷従論は、現代でも政治や社会の分析に役立ちます。例えば、メディアやプロパガンダを通じて人々が無意識に権力を受け入れる現象や、民主主義社会でも盲目的に従ってしまう状況を説明するのに使われます。また、個人の自由や自己決定の大切さを再認識させる思想でもあります。
### 例えでわかりやすく
たとえば、教室で先生が「みんな静かにしなさい」と言ったとき、実際に反抗する力は生徒たちにあるのに、誰もが「従うのが当たり前」と思って黙ってしまう。これが自発的隷従です。もし全員が「いや、話したい」と決めたら、先生の命令は効力を失います。社会の支配も同じで、人々が「従わない」と決めるだけで、権力は崩れるのです。
### まとめ
自発的隷従論は、「なぜ人は自由を捨てて支配者に従うのか」を問う思想です。ラ・ボエシは、支配は人々の同意があって初めて成り立つとし、自由を取り戻すには「従わない」ことが鍵だと説きました。この考えは、個人の自由や抵抗の力を考える上で、今日でも大きな示唆を与えてくれます。
オモロー!








このデジログへのコメント
面白かったです
従わないだけでいい
それはそうなんですが
本当に国家権力や大企業などに対して争うと
権力側は社会的、経済的な制裁、脅迫
ときには生命を奪うような報復を
してくるのですよねー
こわいっ
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