冬ですけども

思い出す度にイライラしますね、本当に。
「私の分まで幸せになってね」とか言われて…。
俺が幸せにしたかったんだよ！ってね。

あと悪友というか、悪童たちですね。
想い人と一緒にカラオケ行ってたところを冷やかされて、多分それが原因かなぁとか思ってますが。

まあ原因なんてもう関係無いんですよ。
本当に最後の言葉が頭に来まして。怒髪天。
「またね」とか言って別れて…。
結局は「彼氏が出来た」と。

まあ今の自分は褒められた人間じゃないと自覚してるので、それを見破られたのかもしれませんね。
それでも反論はしたい、したかったけどね…。

今でも顔は見るんですけどね、会話は無く。
今の自分が情けない、恥ずかしい、見られたくない。
そんな気持ちがあるのかもしれませんね。
自分のせいだって本当はわかってるから。
そこを責められたくないから、他人を責める。
もしくは一緒に背負ってほしいのかも。
負い目を感じてほしい、それを人質にしてでも一緒にいたい、一緒に居るための理由にしたい。
手に入らないから執着するのか。
こうなる予感がしてた。あの橋の上で、あの分かれ道で手を振った時に、視線を離した時に。
どれだけ悔やんでも悔やみ切れない。誰に、何処に吐き出してもまだ胸の中に残って、何も出てこない。
言いたかった言葉も、溜め込んだ想いも出ない。
理性の無い獣みたいな声だけ。意味の無い声だけ。

そんなことを考えて1日が終わる。
悪夢にうなされた様に目覚める。
顔も、声も、匂いも覚えてる。忘れたいことばかり。