声なき声に

【お題日記】できそうでできない行動

会社員時代に２度ほど
パワハラ、モラハラの経験があります。
もちろん「受ける」方でした。

１度目は退職覚悟で転勤を願い出たら
すんなり認められて辞めずに済みましたが
２度目は年齢がかなり行っていたこともあって
依願退職の道を選びました。
一応、遺留はされたのですが
遺留する本人がパワハラの主なので話になりません。
たぶんご本人はパワハラしてるという自覚は無かったのでしょう。

依願退職した時は子供たちも成人しており
経済的にも困窮する可能性が低かったから
それが可能になりました。

私と同様、パワハラを受けていた同僚は
まだ働き盛りだったりお子さんが小さかったりで
辞めずに辞められない状況だったと思います。

いま「内部公益通報制度」なるものが出来て
パワハラ、モラハラを告発できる、という建前になっていますが
実際はどうでしょうか。

まだ記憶に新しい兵庫県知事の事案や、
少し前になりますが鹿児島県警本部長の事案等、
どちらも告発者側が亡くなったり逮捕されたりしています。

辞めるに辞められない、
告発しようにも報復が怖くて告発できない、
そんな何重苦のなかで働いている方が
大勢いるだろうことを忘れてはいけないと思います。