ウルトラマンを放送してたころ？

じーさん、ばーさんの友達が家によく遊びに来てた。何話してるのか分からず愛想振り撒いてた。2歳下の弟がまだ赤ちゃんで、お兄ちゃん呼びではなく名前呼びだった。だからか自分の一人称はぼくちんだった。じーさんのバイクの荷台に乗せられ床屋に行くと、帰りにお菓子を買ってくれるのが楽しみだった。家族で冬に火鉢で、すき焼き囲んで食べたのも楽しかった。年末にたくさん料理するときは家の外で豆タンとか練炭とか七輪使って煮物してたりしてるのを飽きず眺めてた。大晦日に餅とかたくさん届いて床の間に積んであった。あと居間のKNBのテレビ番組が白黒だったりカラーだったりしてた気がする。ある日母に連れられて空地に行って近所の子供たちの遊びに混ぜてもらえないかと頼んでくれていたのも保育園に入る前だったと思う。
忘れてた記憶が思い出されて、どんどん鮮やかになるのは老化現象らしい。