地方都市と日本の衰退

私が住む近くもそうだが、自治体の財政状況がかなりやばい

人口減少の勢いが止まらず、あと２０年もすれば半分になる

半分だ

何せ若い女性がいないのだから、増えるわけがない

地元に就職先もなければ、大学や専門学校もない

高校を卒業すれば、みんなでていき戻ってくるのはほぼいない

だから、若い女性がいない　子供が増えないのだ


そんな中、税収もそうだが、地方交付税も減少

維持しなくてはいけない市の施設はかわらず（最後の一人までなくせないのか）

毎年赤字を垂れ流し、ためていた基金もなくなり続けている


農協に目を向ければ、いつでもやめそうな年寄りや、農作業で倒れる年寄りも

心が折れたときに引退という状況で、

集落の若いものはほぼいなく、若いのが面倒をみる状況も限界にきている

若い人はもうからない、つらい仕事をしたくもないし、親たちもこんなつらい仕事は

継がせたくないというのだから、未来はない

じきに、野菜、コメなど、生産量が急激におちて、高騰するだろう

そうしたら、農家が儲かる、農家詣ででも始まるターンになるのだろうか


こんなこと、１０年も２０年も前からわかっていたことだろうが

いまだに、表面上は平和な日本だ

何か手をうつときには遅いのかもしれない

とはいえ、いま、なんとかしようとする大きなムーブメントも起こらない

ゆっくりと、衰退していくのを待つみか

いきているうちはなんとかなるかもしれないが、子供たちの世代は心配でしかない