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幸せの「はひふへほ」

2024年04月30日 19:41

ささやかな幸せでいい、じっくりと噛みしめたい。なんていうことをドラマの中などでよく聞きますが、皆さん本当にそう思っているのでしょうか。何を得られれば幸せかなどは、その人それぞれの価値観により変わってくるのでしょう。
 
お金を求める人、家族を求める人、人間関係を求める人、社会的地位を求める人、その人の置かれた立場、育った環境、性格などにより、非常に多種多様にわたる事でしょう。
 
でも、背伸びをして高度な幸せを求めても、それを手に入れられる人はほんの一握りにすぎないことでしょう。だからと言ってあきらめる必要はないのですが、決して無理はいけません。最終的には身を滅ぼすことになりかねませんから。
 
身の程を知った幸せ感を十分に味わうことにしましょう。そことで、幸せの「はひふへほ」なのですが、欲張らないで最低のことを考えてみましょう。
 
「は」、幸せは半分でいい。全てが思い通りになるとは限りません。半分だけでも満たされたら喜ぶことにしましょう。
 
「ひ」、幸せは人並みでいい。人並み以上の幸せを望むと、きりがありません。どこかで妥協をすることにしましょう。
 
「ふ」、幸せは普通でいい。何も特別なことを望むわけではありません。目の前にある普通のことができる幸せを感じましょう。
 
「へ」、幸せは平凡でもいい。平凡でいられることほど幸せなことはないはずです。波乱万丈なんて普通は起こらないのですから。
 
「ほ」、幸せはほどほどでいい。何も欲張らずに、ほどほどにできる事を喜びましょう。満腹感を得られなくても、腹八分目を満たせれば十分なのですから。
 
これらの言葉、テレビドラマを見ていてその一シーンで使われていたのですが、なるほどとえらく感心してしまいました。そして、自分なりに解釈してみました。あくまで主観ですので、ご了承ください。
 
それにしても、この普通でいる事、これが一番難しいのでしょうね。そして、普通の中に見つける幸せ、ほんの些細なことでも、幸せを感じていられるようになりたいものです。この幸せを見失うと、人間不幸になってしまうのでしょう。少なくとも、心の余裕がなくなってしまうような気がします。
 
一番難しい、それでいて一番身近な普通な生活、これを目指して、今後とも精進していけばいいのではないでしょうか。無理ばかりして疲れてしまって、息切れを起こしてしまっては幸せも遠のいてしまうのでしょう。
 
改めて、幸せの「は・ひ・ふ・へ・ほ」、心に刻み込んでおきたいと思います。珍しく心に残ったセリフの一つでした。

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