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明鏡止水②

2024年04月19日 09:09

明鏡止水②

めいきょう-しすい【明鏡止水】②
意味
邪念がなく、
澄み切って落ち着いた心の形容。
▽「明鏡」は一点の曇りもない鏡のこと。
「止水」は止まって、
静かにたたえている水のこと。
「鏡」は「けい」とも読む。
出典『荘子そうじ』徳充符とくじゅう

[解説] 澄んだ鏡や、流れの静止した水のこと。宋そう代の「朱子語類」には「聖人の心は明鏡止水の如ごとし」とあります。
 このように、人の心を澄んだ鏡や、静止した流れにたとえる文章は古くからあります。たとえば、漢代の「淮え南なん子じ」、さらに古くは戦国時代の「荘そう子じ」など。
 「荘子」では、王おう駘たいという賢者について尋ねられた孔子が、こう答えます。
 「人々は流れる水ではなく、静止した水に顔を映そうとする。心の平静な王駘の元に人々が集まるのはそのためだ」

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