あー夏休みも終わり。

一人の部屋に帰ってきた。

東京で後輩やかつての上司と会い、酒を酌み交わした。
バイクにまた乗り始めた、と言うと一様に驚き、心配顔をする。
少し得意げになり、昔話に花が咲く。

そして・・・ポツリポツリと仕事の辛さを語る後輩。職種ががらっと変わったことに対しての抵抗感、焦燥感が大きいようだ。
次の日に会ったかつての上司（定年済み）は晴れ晴れ、生き生きして
いる様に見えた。少しだけ弱くなった酒をゆっくり飲み、俺を心配
してくれる。

後輩の心配をし、人生の先輩に心配をかける。
酔生夢死。極楽トンボは何処へ行くんだろうね～

エリートもいつか「ただの人」になる。
凡人もいつか、スポットライトを浴びる日がくるだろう。

それがちょっとだけ長いか短いか。それだけのことだ。
しかし人はその小さな「差」にこだわり・・・心砕ける。