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【お題日記】デジカメ使ってる?
2023年11月29日 11:12
学生時代に写真の勉強をしていました
父親がカメラマンだった事もあって幼い頃からカメラも触っていた事もあって、写真と言うものの本質のようなモノは知っているつもりでした
授業で「面接ポートレート」という課題があって、100人の方に学生証を示して勉強のために撮影させて下さいとお願いし、許可を貰ってカメラ目線でポートレートを撮影するというものです
SNS時代の現代では考えられないような課題ですが、当時も見知らぬ人に写真を撮られるのを許す人はそうそう見つからず、クラスの人は全員が苦労した課題でした
でもその課題を通して、写真の本質を知ることが出来たんです
写真は今、その一瞬を切り取る手段で、その切り取った一瞬が何を表わしているのかが「写真表現」であるという事なんです
だからカメラマンは人が行かない場所に行き、普通じゃなかなか見れない景色を撮影したり、「面接ポートレート」のように、知らない人に声を掛けて目線を貰って撮影したりするんです
そこに写ったその一瞬が現実である事も、写真表現では大切な事だと学びましたし、当時流行っていたカメラマンのアラーキーこと荒木経惟さんの写真は正にそれを体現している方でした
荒木経惟さんは、一眼レフを持たず、1000円で買えてしまう「写ルンです」というカメラを使って作品を写してました
彼の写真は衝撃的でしたが、その裏に社会へのアンチテーゼや悲哀があって、さらにその裏にはどこか温かいメッセージのようなものを感じる事が出来る作品ばかりでした
本題に戻りますが、デジカメは使ってます
でも加工が出来る現在のデジカメ写真は証拠能力が低くなったと言えます
そこにあった現実を切り取ったような写真表現に使えばその価値は下がるでしょう
私がデジカメを使うのは単に視覚を共有するためです
写真表現をするならばデジカメではなくフィルムで撮影します
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