あのころ

なんだか賑やかだなぁと思ったら、新入社員研修をやってました。

わいわいがやがや、みんな楽しそう~。
自分のときを思い出しちゃう。

新人のころ、３つ年上のめっちゃ意地悪な先輩がいました。

同期はみんな仲良しで、毎日が楽しくて、私たちはいつも騒いでは
叱られていたけど、なぜか私だけ先輩に呼ばれて、会社とは・・。
社会人とは・・うんぬん。
長い説教タイム。

絶対不公平だと思いながら、耐える日々。
仕事しても、私だけなぜかスリッパ投げつけられたり（今ならパワハラ）。
「お前は世の中なめきってる」
「はぁ？なんでお前呼ばわりなんですか？！」
という終わらないやり取りが続く・・。

長い説教からやっと解放されて、自分の席に戻って、ふぅ・と思ってたら
後ろに立ってて、何、ふぅってなってんだよ・とか言われ。休む間もなし。
これって入社三日目の日に、映画に誘われて、どう返事していいかわからなくて、
「いやです」
と言ったのの仕返しなのか？！（・・と心でつぶやく）

いつも仲良しで、毎日定時に一緒に帰ってた同期たちも、だんだん配属がきまって
バラバラになっていって、配属先でいじめられたりとか、仕事が難しくて
できないとか、いろんな理由でみんな辞めちゃって、気づいたら、私一人ぽっち。

さみしなぁ・・。みんながいたときは毎日楽しかったなぁ・・

そのうち意地悪な先輩もやめちゃって、私も転職したり、いろいろあって、
そして何年もたって、あのころを思い出してみると・・。

同期は国家資格もってる子もいたし、みんな横一列だったけど、私だけが
残ったのって、先輩がいろいろ教えてくれてたからなのかな・・。
毎日毎日、自分の時間を割いて、一生懸命いろんなことを教えてくれたから。

ありがとうございます、先輩。