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夏なので・・・・

2007年07月25日 11:44

霊感の強い人っているじゃないですか
周りに必ずといっていいほど一人や二人
そんな人の話です。

そいつは後輩なんだけど結構面白い奴でよく一緒に遊んでました
もともと実家が港区の高級住宅街で家もまあまあ金持ち

22の時一人暮らしをするというので引越しを手伝うことになった
仕事柄俺のうちにはダンプがありそれで引越しをすることに

日曜日朝から荷物を積み込みにそいつの実家へ
そいつはバンドもやっていてその仲間も来て全員で6名

たいして荷物もない引越しなので4時頃には大体片付き
引っ越し祝いとか言っちゃって5時ぐらいにはビールを飲み始めた

「結構広いよな」
「家賃とか高いんじゃねーの?」
「いや、家賃は月4万5千円だよ」
「うそぉ!二部屋風呂トイレ別で!ここ白○だぜ!」
「おう!何か不動産屋が親の知り合いでさ。安くしてもらったんだ」
先住民とかいるんじゃねーの?夜限定の」
「やばくね!」

酒も入りそんな話で盛り上がったが何時しか話題は女・音楽・車の方へ

そのまま六○木のスナックに飲みに行ってしまいみんなでその部屋に
帰ってきたのは0時頃でした。

飲み始めた時間が早かったので結構酔っていた俺たちはダラダラと
寝に入りました

少しすると突然
          【ブーン!!】
というアンプのスイッチの入った音

びっくりして起きた何人かは
「ふざけんなよ!」
「だれだよ!」
などと口々に言いアンプのスイッチを切ろうとする

     !!!!!!!!!!

「スイッチOFFになってるけど・・・・」
「つーか・・・コンセント刺さってないし・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

爆睡中の主を起こして
「おめー!やっぱりなんかいるんじゃねー!」
そいつは寝ぼけ眼で
「あっあ~いるかも」
「てめーいるかもじゃねーから」
「ちと起きろよ!」

眠気も酔いも一気に醒めた他の5人はくってかかる

夜も遅いしあまり大きな声は近所迷惑だからとそいつは小声で
「初めて部屋を見に来たとき夜だったんだけど部屋の中に
小さな明かりが点いているのが表からわかったんだ。
でも不動産屋から預かった鍵で中に入ると真っ暗でブレーカーもおちてる。はじめ外の明かりが映っていただけとと思ったんだけどんかに入って違うと思ったんだ。」     

霊感があるというそいつの話に全員で
「さき言えよ!!」

そんな話をしているそばから電気が少し暗くなったり元に戻ったり

「わりー俺帰る」
と俺は立ち上がる
「乗っけててもらえます?」
ともう一名
「俺も」「自分も」

結局5人ともそこを離れることに
「お前はどうする?実家へ行く?」
「自分は平気です」
「本当に?!勇気あんなぁ・・じゃ、又」
「はい、今日は助かりました。みんなもわりーな。」
「気にすんなよ。」

時間は午前3時過ぎ
ダンプの車内に3人、荷台に2人
言葉すくなに帰路に着きました




この話には後日談があるのですがそれはまた追って書きます
長くなるからね





















   あなたの部屋は絶対に大丈夫ですか?
   他にも誰か住んでいませんか?
   



    見えないでしょうけど・・・・

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