【お題日記】街で見かけた驚きの恰好の人

突然の豪雨が過ぎたお昼時
外食でもするかとデロデロと町に繰り出した際、ふと見るとバス停にスーツ姿の男性が一人立ち尽くしていた。

よくよく男性を見ると革靴を片足にしか履いていない、片足は明らかに黒い靴下である。

どういう状況ならそうなるのだろうか？

妖怪片靴盗みに襲われたか、豪雨に対抗する際に何かしらあって結果片靴を失う結果になったか、なにかしらってなに？

まさか好きで片方しか靴を履かない人物なのか？　いや、ずぶ濡れの路面を靴下で歩く行為はどう考えても得策ではないし、好きで行うこともないだろう。

どういう状況か聞いてみたい…

しかしここで解決策を提示することもなく、興味のみで「なんで片方しか靴はいてないんですかぁ？？」って聞くのは失礼に値するのでは？
好きで行ってたら恐怖だし。

そうこうしてる内に僕の片方の靴を妖怪片靴盗みが颯爽と風のように奪っていくのであった。