最強のふたり

フランス映画です。

実はこの映画、末っ子が大学生の時に教えてくれた映画です。
面白いから観てごらん！って(*^-^*)

邦題の「最強のふたり」なんて、映画を観るとなんでこんなタイトル付けたんだって思うセンスの無さ(笑)

原題は、「Intouchables」
アンタッチャブルズ
直訳すると触れる事が出来ないって意味ですけど、もうひとつの意味として、触れる事が出来ない＝大切なものって意味があるそうな・・・


頸椎損傷で首から下が麻痺した大富豪（フィリップ）とその介護の仕事についた、貧困層の移民の若者（ドリス）の二人が、心を通わせて、やがては生涯の友となる物語です。

神経質で、なかなか介護人が居つかない大富豪のところに、介護人の面接にやってきた青年。
でも、その仕事が欲しくて面接にきた訳ではなく、失業保険を貰うために就職活動をしている証明が欲しかっただけなのに、他の候補者が気に食わず、面接に合格してしまうところから始まります。

あまり話すと初めて観る方にはネタバレになってしまうので、内容はここまでにしますが、映画の中でちょっと気に入ったセリフがあったので、それだけご紹介します(*^-^*)

採用が決まり、介護の仕事がはじまって暫くしての事。
フィリップの友達が、心配して彼を呼び出して、話をするシーン・・・

「彼は前科があって、仕事も雑だと聞いている」
「あういう輩は、容赦無い」

そう言われたフィリップが
「そこがいいんだ」
「容赦ないところがね」
「彼はわたしに同情してない」

もしフィリップが、ただ傲慢で偏屈な人間だったら、ドリスは直ぐにクビになったでしょう。
事故で身体が不自由になって、殻に閉じこもってしまったフィリップの本来の人間性が垣間見える、素敵なセリフです(^^)v

お時間があるときに、是非一度ご覧ください！
タイトルから、勝手にイメージせずに！(笑)