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小説 【隣の奥さん】

2021年03月17日 00:29

小説 【隣の奥さん】

隣の家は豪邸だ そして奥さんは美貌の教師・・
粗末な古家のビンボウのこちらとは大違い・・
その隣家と境界をめぐって争っていたが 突然の朗報が舞い込んだのだ
隣の旦那事故で急死・・
独り身の俺に脳裏に浮かんだことは。 豪邸とその奥さんをそっくり頂く企みだった

去年書いたものですが その編集版です!
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ここは大阪近郊の住宅地

その日 前島は気分がすぐれなかった 昼の2時から建設会社の面接を受ける予定だったがどうも気が乗らない
どうせまた不採用になるだろう・・

薄汚れた万年床の上で 前島立夫は大儀そうな欠伸をするとゴロリと寝がえりをうった
枕元の目覚ましを時計を見たらもう昼すぎだ 手を伸ばして煙草の箱を取ったがあいにく切らしている

ちぇっ、いまいましげに舌打ちして立夫はのそのそと起き上がり 煙草を買いに行くためにズボンをはき始めた
もう2週間も洗髪してないフケだらけの頭をポリポリとかきながら 片手をズボンのポケットに突っ込み、前かがみになって歩いていく その風体を怪しんだの隣の飼い犬が門扉の間から牙を剥きだして吠えたてた

「うるせえぞー ワン公!」カッと頭に血が上った立夫は小石を拾いあげてその犬の眉間めがけて思い切り叩きつけた 
犬はキャインと悲鳴を上げて庭の奥へと駆け込んでいく・・
隣の庭は広い 日本庭園で灯篭やら橋を架けた池まで・・錦鯉まで泳がせていた 歩くたびにいやがうえにも目につく 豪邸もだが 自分の粗末な家とは雲泥の差だ

「くそッ まったくどいつもこいつも 俺をバカにしやがって・・」
立夫が荒れているのも無理はない
15年近く勤めていた建設会社を半年前にリストラされて以来 腐っていた 最初の数カ月は現場監督の職探ししていたがあいにくの コ○ナ騒ぎで採用を控えているのだ 現場監督という仕事柄 粗暴な立夫にもともと嫌気がさしていた 妻は長男を連れて 出て行き離婚届を送ってきた

それに印鑑を押して送り返してやったのが つい3日前だ・・
中3になる娘は置いていたが 娘は俺と似た性格で連れて行かなかったのだろう

近頃、立夫には世の中全体が自分に対して敵意を抱いているのではないかという、妙な被害妄想が生じつつあった
うっ屈した立夫の眼には初夏の青空や瑞々しい若葉までがあたかも 自分を翻弄し、嘲笑っているかのように映るのだ

ブツブツと独り言をつぶやきながら辺りを睨んで歩いていた立夫の眼に こちらに向かって軽やかに歩いてくる
艶やかな女性の姿が映った
立夫は一瞬ハッと胸をつかれたように立ちどまった

(隣の奥さんだ・・)

遠くからでもすぐ分かる スラリと上背のあるファッションモデルのようなスタイルの良さ・・地味ではあるが育ちの良さを感じさせる趣味のいい服装・・豪邸の 庭園にいるのを 通りすがりに 時折見かけていたから見間違える
はずもない

26歳の佐伯真奈美は女教師だ・・教師と言うよりグラドルとして 通じるほど可愛い風貌に加えて上品な色気があるのだ

才色兼備優美さをもった真奈美と言う女が隣にいたことを知ったのは
1年前にここを買い引っ越してきたときだ・・

ジャージ姿で散歩しているのもしばしば見受けた 立夫の視線は思わず その若い人妻の魅力的なヒップに吸い寄せられていた ジャージの上からでも判る形の良い 双臀は人妻らしいムッチリ成熟した豊かな量感を感じさせた
臀丘の谷間の切れ込みの深さまでが想像されて見ているうちに立夫の股間はムクムクといきり立つのであった

引っ越してきてその隣と境界で揉めていることを知った 揉めていたからこの中古住宅が比較的安く買えたのだ・・
1メートルを越境しているのだという隣の主張であった

隣の土地は広い。 それに比べてこちらが譲歩したら1メートルは大きすぎて車が入らなくなる・・

隣の亭主とすぐにケンカになった 大男の亭主は32歳 前島は40歳で向こうは若いし 体力で負けていた
胸倉を掴まれて殴られそうになって こちらもプチ切れて包丁を持ち出す騒ぎになり警察がきたこともあるほどだ・・・

その亭主、奥さんにはめっぽう優しく和気あいあいとし、いつも幸せそうな空気が漂っており 腹立たしいものがあった

(ちくしょう!たまんねえ・・ケツしてやがる)
境界で揉めてたから 《坊主憎けりゃ袈裟までも》で・・次第に女まで憎くなっていた

そんなある日・・娘の聡子が飛び込んできた 

「お父さん! 隣のオッサンが 死んだよ!・・・交通事故即死だってさ・・」(笑)
娘は笑ってるのだ 境界争いで娘まで亭主を憎んでいたからだ・・

「お父さん ヤッちまおうよ」・・聡子が俺の顔を見てニヤっとする・・

「おい 本気か・・」 (^^)v

聡子と俺とは実の親子だが セックスもしている仲だ 近親相姦ってことになるが全く罪悪感がない
幼いころから可愛がっているし 今では出て行った妻以上の【妻】だ 15歳になった娘の身体は見事なもので
顔もおマンコも俺好みだ・・

「実の父親とエロしても平気なのか?」と
何度が聴いたことがある

「ナニを聞くのよ それが悪いの? お母さんはあたしを棄てたし・・お父さんと暮らせて気持ちイイ事できるし
別にいいじゃない」

と笑っているのだ・・
思春期になった娘の方から風呂の中で俺のギンギンペニスを握ってくれて そのまま処女穴に挿入しちまった・・
それからは道徳も倫理も俺たちには無縁になった

俺は俺でそれに呵責なんてないし そんな親子の形態もアリだろうよと気楽なものだ

ただ、妊娠だけは気をつけるようにはしているが・・鬼畜の親子という実感はまるでなかった・・
ウマの合う若い愛人ってところだろうか・・

「お父さん、隣の女好きなんでしょ?判ってるのよ 旦那さんが死んでしまえばいいのにと思ってるでしょ?」

と 聡子に心の内を見透かされた事があるが
本当にそうなったしまったのだ・・

死んだと聞いて コイツは思わぬ朗報と思った

このデジログへのコメント

  • マウンテン1 2021年03月17日 04:16

    ひきつけられるね!

  • ピートたけし 2021年03月17日 13:47

    表の写メは、ユリちゃんですよね。
    憂いを含んだ、ちょっと知的な感じの女性。
    のめり込むとなかなか抜け出せない少し怖さを感じてしまいます。
    でも1度は、ユリちゃんみたいな女性にハマってみたいな。

  • archer 2021年11月19日 10:38

    中々面白いです。僕も「総務部梨里子の誘惑」という連載小説をウラに投稿してます。お目汚しですが、ご一読いただけるとありがたく思います。

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