- 名前
- シュージ☆
- 性別
- ♂
- 年齢
- 54歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- まずは、ログを読んでみてください。 しばらく、お休みしていましたが、そろそろと再開し...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
言葉とカラダ
2020年10月13日 18:14
「ねぇ、君の仕事の調子はどう?」
ホテルのソファーに2人並んで座ったところで、僕は君に話しかけた。
「うんとねー、、、」
君は、最近の仕事の様子を話し始めた。
「そうなんだねー。それでね、僕の仕事の方なんだけどさぁ、、、」
と、僕が続いて話をしようとすると、君はちょっと怪訝な顔。
あ、そっか、この前、僕が1時間話し続けたことがあったからか。
でもね、君に仕事の話を振ったのも、僕が話をしたかったからなのだよ。
とは言え、やっぱり前回は長すぎたよね。
「異動から1か月たったけどさ、、、」と言葉をつなぎ、「ま、そんな感じ!」と、半ば強引に話をまとめた。
そしたら君は、僕の顔を見てちょっと苦笑い。
僕は君の言葉を待ったが、君からは、言葉ではなく、意外な反応が返ってきた。
背中をソファーにつけて、「はいっ」と自分のももをポンポンとたたいたのだ。
「えっ?」僕が意味がわからずいると。
「ほら、ひざまくらしてあげる」
「僕の顔、疲れて見えた?」
「うん。ちょっと疲れてるかな。ここ来て。」
「ありがとうー!」
僕は、子犬のように大げさに喜んで、君の脚の上に頭を乗せた。
そして、何十年ぶりかのひざまくらの感触を楽しんだ。
このデジログへのコメント
> 外反母趾子さん
ありがとうございます。
ま、会えるのは月一くらいなんですけどねー
コメントを書く