安全確認

街路灯で、このタイプの水銀灯は、
重さが５キロ以上ある。
　
うちは、これを取り外す時は、
「太めのアース線（電線のような　針金のような物）」で縛って
地面に降ろす。
　
７月末に　いつものように
アース線で縛って下に降ろそうとしたら
高さ２メートルぐらいの所で
しばってた所が　ゆるんで、水銀灯がボーンと落ちた。
　
危なかった。
うちは２人１組で仕事をやってる。
下には父が居る。
もし、頭の上に落ちたら　大怪我　か　それ以上だ。
　
いつもやってる事だから馴れてる　って事はある。
が、５本連続でやったうちの最後の１本だったから、
逆に気を引き締めてやったつもりだった。
落下しないように　もう一度確認してから　下に降ろした。
　
ずっと使い続けてたアース線だったので柔らかくなってた　とか、
夏の暑さでアース線が柔らかくなってた　とか、
目に見えない・体でも感じない点があったのかも知れない。
　
と　いうことで・・・
よくニュースで、
「倉庫でクレーンを操作してたら　荷物が崩れて　作業員が下敷きになった」とか聞くけど、
あれは
作業員が　だらけてた　とか　作業員が手抜きした　とか　安全確認を怠った　とかじゃ
ないんだよ、きっと。
　
ちゃんとやってても　不測の事態に陥ることがある。