- 名前
- くろ助
- 性別
- ♀
- 年齢
- 35歳
- 住所
- 愛知
- 自己紹介
- くろ助です。 結構恥ずかしがり屋で照れ屋ですがお話好きだから色々出来ると嬉しいです。...
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◯◯の田中さん(前編)※(後編は裏!)
2019年06月03日 23:35
くろ助です。
珍しく、表と裏の2部制の日記を書きます。
存分に楽しんで貰えたら嬉しいと思ってます。
裏はちょっぴり過激な内容なので閲覧は気を付けてください。
くろ助:この日記を書いてる人。なんでもやらかすよ!
田中さん:3ヶ月前にデジで知り合った2つ上の男性。メールでやり取りをしており、それなりに意気投合している。
って、設定←
______________
田中さんと出会ったのは本当に偶然で、やぎさんが仕事でいない休日と1人散歩で歩いていた所声をかけられたのだ。
田中「もしかして、くろ助さん?」
くろ助「え?」
初めは誰か分からず声を掛けられたため驚いたが、デジログで使う名前と相手の姿からすぐに誰か一致した。
メールで連絡のやり取りを頻繁にしている田中さんだ。
くろ助「えー!本当に田中さん?!びっくり…え?だってここら辺の人じゃないですよね。というか凄い!なんでくろ助って分かったんですか?」
田中「くろ助さんよく今ここで何しててねーってメールしてくれるじゃないですか。だから今日も散歩するって言ってたし、もしかしたらここにいるかなって」
確かにそんなメールのやり取りをしていた。本当は所在が分かるような話は控えた方がいいかもしれないけど頻繁に声を掛けてくれる田中さんにはリアルタイムな話がついつい出てしまっていた。
くろ助「なるほど!この公園広いし散歩するには丁度いいから。でも凄い…だって普通分かんないですよ?写真と違うでしょ?」
なんて暫し雑談をしていると、ここで立ち話もなんだからどこか入ろうと声を掛けられた。
くろ助「あー待って、どこ行けばいい?一回家に帰って車で追いかけるから」
田中「時間勿体無いし俺の車で行きましょ」
人の車は緊張するけど、今から家に帰ると時間が掛かってしまう。
くろ助「……お願いします」
少し甘い香りのする車内は落ち着かない。ちらちら目線を向けると気づかれて笑われた。
その雰囲気がどこか緊張を和らげてくれて、メールの時みたいに話をすることができた。
洒落たカフェのソファで寛ぎながらお互いの仕事や恋愛、世間話に花を咲かせる。
話すのに夢中になり時間はあっという間に過ぎ、スマホで時間を確認すると18時を回っていた。
くろ助「わ、もうこんな時間だ。ごめんなさい、帰るの遅くなっちゃいますよね」
田中「いいのいいの。出張の関係もあってこっち来てるだけだし、くろ助さんに会えたらラッキーかなって思ってただけだから。でも本当に会えて良かった。実はお土産持ってきててね、折角だから貰って欲しいな」
会計は申し訳なく思いカフェの支払いはさせてもらった。車に戻ると田中さんは後部座席の扉を開けて身を乗り出した。
田中「あれ…もしかしてホテルに置いてきちゃったかな。くろ助さん、ごめん。時間大丈夫ならついてきて貰って良いかな?」
くろ助「あ、くろ助は大丈夫ですよ。ふふ、田中さんのお土産凄く気になります。なんだろ?」
田中「くろ助さんの好きなものだよ、よくデジログでも話してるしいいと思ってね」
食べ物かな、雑貨かな、なんて頭の中で呑気に考えていた。
車は街の中心部へと向かい、大通りの並びに建つホテルへと入って行った。
くろ助「あ!くろ助このホテル気になってた所だ!」
田中「あ、そうなの?俺も最初はよくあるホテルに行こうと思ったけど、変わってるビジホがあるって聞いてさ。地元のホテルなんて泊まらないでしょ?中見てく?」
田中さんの言葉にコクリと頷いて車から降りると大きな玄関へと向かう。
(…こんな近くで初めて見たけどやっぱり…)
ここのホテルはクチコミでもラブホっぽいと言われていた。見渡したロビーはシックな黒、白い丸型ソファ、ライトに照らされるフロント、飾られた豪華な花、洗練された空間に緊張してしまう。
田中さんが手招きされてエレベーターへと乗り込んだ。
くろ助「なんだか普通のホテルと違って色々ありますね。びっくりした」
田中「ねー。ドリンクバーとかアメニティバー?シャンプーとかも他の使えるし結構サービスいいよ」
エレベーターから降りて黒塗りの長い廊下を進んでいく。1つの扉の前に着けばカードをかざして入室した。
くろ助「わぁ!すごい!」
部屋の中は驚くほど広く、思わず声を漏らしてしまった。サテン生地の光沢のあるカーテン、キングサイズだろうベッド、そして否めないラブホ感漂う空間にくろ助はテンションが上がっていた。
くろ助「こんなホテル初めてみた!凄いね!」
靴で中を散策するのは悪いと思いスリッパに履き替えた。
洗面台の鏡はライトがついていて眩しいし、お風呂場は透明な扉で中身が透けて見えてしまう。
一通り見終わって満足したくろ助にソファで寛いでいた田中さんに声を掛けられた。
田中「どうだった?面白かった?」
くろ助「うん、ありがとう。滅多に見る機会ないから楽しませて貰いました」
田中「それは良かった。最初の目的を忘れちゃダメだよ?なんでここに来たんだっけ?」
くろ助「んー…お土産だ!」
田中「良かった、忘れてないね。凄くはしゃいでたから抜けてるかと思ったよ」
くろ助「抜けてないよ!お土産も楽しみにしてます」
隣に座ってへらっと笑うと田中さんはくろ助の頭を軽く撫でた。
田中「はい、これがお土産だよ」
くろ助が探索している間にバッグから出しただろう紙袋を渡された。
ちらっと中を覗くと箱が入っている。
くろ助「?」
田中「反応見たいから今開けてみてよ」
くろ助「ケーキでは無さそう」
田中「うーん、段ボールにケーキは無いかな」
紙袋から取り出したのはカットケーキを3個入れる箱より一回り大きな薄い段ボールの箱で、軽く揺すってみると中身が動いた。
くろ助「雑貨?」
田中「どうかなぁ」
勿体ぶる田中さんにしびれを切らし、テープの端を爪で剥がして摘まんだ。ビリビリと音をたてながらテープが引っ張られていく。
田中「くろ助、折角だから遊ぼっか」
くろ助「……え…」
裏に続く!
このデジログへのコメント
なんだろう?ドキドキ
> よしのぶさん
あ!まだ裏見てない反応!!
先に謝ります!田中さんだったらごめんなさい←
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