- 名前
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- まずは、ログを読んでみてください。 しばらく、お休みしていましたが、そろそろと再開し...
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映画 「主戦場」
2019年05月17日 20:17
一部ではかなり賛否両論の話題の映画。
日系アメリカ人の若手監督による、慰安婦問題をテーマにしたドキュメンタリー。
この問題を論じている様々な人々にインタビューしたものをつないでいって、
主に日本の右派(慰安婦問題否定派)と左派(人権派=問題をしっかり受け止めよう派)の論点を戦わせる。
という前評判で、
一人一人の話が続く静かな展開なのかな、と予想していたけど、
どうしてどうして、
一人一人の話をテーマごとに区切って
(慰安婦の人数、強制かどうか、性奴隷という定義に当てはまるか、など)、
テンポよくすすんでいく。
両論併記というより、否定派を人権派が論破していく展開。
何せ否定派の1人が、あの杉田水脈様ですから。もうボロボロでございます。
観客からは失笑も聞こえましたね。
とはいえ、日本では否定派の方が権力側にも幅を利かせているので、笑ってばかりもいられない。
前ログに書いた「彼女は頭が悪いから」を読んでからこれを観たので、
慰安婦問題の背景には、
日本人の「(日本以外の)アジア人は下等な民族だから」
というような差別意識が強いのでは、と感じました。
僕自身、アメリカに慰安婦像が建つ、というのは、ちょっとやりすぎなんじゃないかな…とか思っていましたが、この問題にしっかりと向き合い、繰り返さないことが大事なんだな、と思いました。
ただ、監督の主張では、「慰安婦20万人」というのは誇張しすぎだそう。
話題を煽るあまりにセンセーショナルにしすぎず冷静な議論が必要だと。
平日昼間に観に行きましたが、客席にはわりと若い人も見受けられました。
とにかく、メディアで触れられていない大きな問題に触れられてよかったし、たくさんの人が観て欲しいなと思いました。
このデジログへのコメント
> みや子さん
あぁー
気楽に観られる作品ではないですね
頭を使うかもです。
みや子さん、今は元気ではないのですか?お疲れさまです。
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