大津の事故(長文注意)

本当に痛ましい限りです。
歩道の離れたところにいたのにそこまで車が突っ込んでこられたら歩行者なんて何もできない非力なもの。

免許の更新のときに言われた一言を今でもよく覚えてます。

『『・・・だろう運転』ではなく『・・・かもしれない運転』をするように。』

右折側もよく見てなかったと言われてますが、おそらくもう曲がれるだろうと思ったら対向車が来たという感じだったんでしょう。

仕事柄事故の跡を見ることが良くあるので、想像ですが直進車も避けようとして左にハンドルを切ったが当たってしまい、何とか歩道に乗り上げないようにもう一度右にハンドルを切ったものの、制御できずに横断歩道の位置から歩道に突っ込んだように思えます。

よく『ガードレールがあれば』と言われますが、横断歩道の前には設置できませんし、車止めと呼ばれるポールを横断歩道のある位置の真ん中に建てるというのは歩行者や自転車の事故を誘発するためできません。(横断歩道を通ってきたらそのままぶつかったじゃないかと批判が出るため)

更に歩道の横断歩道の間には境界ブロックというものがあって車がそのまま侵入できない仕様になっています。
よく歩道と車道の間に高くなったブロックがあるのを見かけたことがあると思います。

大型車が突っ込んできたなら無理かもしれませんが、今回のように軽自動車が事故のあとに歩道に突っ込んだくらいではそのブロックで止まれるか、かなり減速できたはずです。(そのかわりドライバーにはとてつもない衝撃がきますが)

ここまで対策がとられてるにも関わらず起きてしまう事故は残念ながらあるのが今回のようなケース。

一番はドライバーの意識。
これにつきると思います。



あと、夜に会見をしてましたが、保育園側に詰問口調の質問をしてたのは違和感満載でした。

記者さんも何とか少しでも話を引き出したいためでしょうが、安全管理に問題はなかったのか？、ここが危険な道路であることは意識してたんですよね？とか。

加害者じゃないんだから。

逆に園長さんの泣きながら聞き取れない話も見ていて腹が立ちました。
説明するなら涙をぬぐってきちんと説明をする。
それが難しいなら横にいた理事長たちに任せる。

理事長たちが話そうとするのをさえぎって、園長がグスグス泣きじゃくりながら聞き取れない説明をするなんてのは私からすれば問題外。

いくら悲しいことがあっても泣きじゃくっても、説明をしなければならないときには聞こえるように説明をするのが責任ある立場の人のやることだと思ってます。ましてや頼ってもいいはずの理事長たちが話そうとするのをさえぎってあの会話では。

ドライな意見ですが、責任ってのはそんなものだと思ってます。