誰も見てないから、捨てちゃえ。

昨日・今日と先輩の実験区造成のお手伝い。
場所は圃場の林の中。
作業は穴掘り。
木がたくさんあるだけあって根っこがすごい！
これは、想定内。
土の中に根っこがあるのは当たり前ですもの。

でもね、困ったことに根っこよりたくさんあるものがあるのです。

それは「ゴミ」。
マルチング材、苗のポット、支柱、鉢、すずらんテープ、ビニール袋…
明らかに圃場で出たものですね。
先生の指示？生徒の独断？
どちらにしろ、していいことじゃない。

しかも、どれも地表から10ｃｍ以上も深いところ。
結構落葉とかも多いから、もしかしたら埋めたんじゃないのかもしれない。
だとしたら、かなり昔のものだよね。
結構腐敗してたから、だいぶ前だとは思うけど…

これを見て、一昨年参加した「富士山のゴミ拾い」思い出しました。
取り除いても出てくる、ゴミ、ゴミ、ゴミ。
あの時は、ゴミを山の中に捨て、シートで覆い、更に土を被せてカモフラージュまでしてる人がいるという現状に衝撃を受けた。


今日は、キャンパス内でのこの状況に衝撃。
環境問題とか扱ってる先生もいるんだよ？
なのに…これですか。

環境整備で出たゴミをそのままにしてあるのにもびっくり。
先日他の研究室の子から聞いた「雨だからなしにしようって言ってたけど、他の研究室がやってたからしょうがなく…」って言葉にもビックリ。
学部での決め事でしょ？
みんなでやろうって言うのに、他の人が見てなければサボるの？教師がそんなこと言うの？
なんで研究室間で意識がここまで違うの？

それ以前に、人としての問題だよね。

あなた達がやらなければ、その分を誰かがやらなきゃいけないんだよ？
そんなこともわからないのか。
わかってても、知らないフリをしてるのか。
はたまた、誰かがやってくれるからいいと思ってるのか。

「偉くなっちゃうと、変わっちゃうんだよね」って先生の言葉を思い出した。
自分は絶対ああいう風にはなりたくないって。
まったくだ。
高校生ゴルファーの石川君も言ってたよね。
「天狗にはなりたくない」って。

自分も絶対そういう大人にはなりたくないな。


本来やるべき作業よりも、ゴミ拾いに集中せざるを得なくて、少し理不尽な思いをした一日でした。
つかれたよ～（＞＜）