- 名前
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- 困っている友人は、ほっとけないし大好きな人は、ついからかいたくなります。はじめまして...
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ゴリ押しの「ゴリ」
2019年03月16日 20:11
ある50代のまじめな知り合いの男性に「ゴリ押し」の「ゴリ」ってなんだか分かる? と尋ねた。数秒考えた末、その男性の答えはこうだった。
「……んー、ゴリラかな……。ゴリラを無理やり押し倒すように強引なことでは……」
男性はおそらく強そうなゴリラを頭に浮かべ、たとえ押しても反撃の危険性があるので完全に押し倒してしまうことを想像したのだろう。
多くの人に聞いたが、「ゴリラ」と答えた人は彼だけではなかった。ひょっとすると、ゴリラを押すのではなく、ゴリラ自体の馬力が、そう感じさせたのかもしれない。
ゴリラ以外では「ゴリゴリ」という擬音のような使い方で、無理に押す様を想像する人が多い。ゴリゴリ押すという言い方がふさわしいかどうか分からないが、自分も由来を知るまでは、そのようなイメージを抱いていたと思う。
いずれにせよ、珍回答かどうか別として、それらは不正解である。
「ゴリ押し」の起源として、有力な説として挙げられているのが川魚のゴリ漁。『日本国語大辞典』では「関係ある語ともいう」と紹介されている。
ゴリとはハゼのような見た目の、カジカ科の小型魚だ。川底にへばり付いて生息しているそうで、獲るには川底を削るように力を込めて行う「ゴリ押し漁」が起源となったようだ。
ほかにも、大きな石を五里押し続けたことなどが起源に挙げられているが、ゴリ漁のほうに信ぴょう性がありそうだ。
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