【お題日記】バレンタインデーの思い出

それは、大学1年のバレンタインデー。
今から20年前ですね。
当時付き合っていた彼女（Ｔさん）からチョコをもらいました。

ちゃんと女性と付き合って、バレンタインにチョコをもらったのはそれが初めて。

チョコは箱に入って、12粒だったかな。僕はうれしくて、毎日１粒ずつ食べていました。

でも、その年の夏、Ｔさんとはお別れしてしまいました。

振り返れば、バレンタインの時から、別れの芽があったような気がしています。

チョコを渡す時にＴさんは、

「これ、GODIVAなんだからね！」

と、照れながらも、念を押すような感じで言いました。
その当時の僕は、GODIVA、そのものを知らず、ちょっと高そうなものだなぁ、くらいの気持ちで、

「ふーん」

と、曖昧に答えただけでした。
今ならもっと、気の利いた言葉が言えただろうにね。

そして、その後の交際でも、徐々に意識のズレが広がっていったように思います。

結局、Ｔさんの

「GODIVAなんだからね！」

にあらわれたブランド志向のようなものは、僕には合わなかったのかなぁ、と思います。

チョコ選んで渡す、そんなことにもその人の人となりが現れるんだなぁ、というお話でした。


ちなみに今年は、家族以外では、職場のお姉さまが部署全員に配ったものをもらっただけですねー