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毛皮のエロス FUR 

2007年05月13日 18:38

毛皮のエロス FUR 

この間、この作品がもうすぐ公開されますというないようのお話をしました。
あれからすぐにAMAZON.COMからDVDが届きました。
試写会5月6日や8日に行われたみたいですが、どちらにしろ忙しくて・・。
で、昨晩DVDを見ました。
うーん、ニコール・キッドマンならではの映画です。
金持ち(大きな毛皮販売店)の両親のもとに育ち、写真家の夫と一緒になり、両親の毛皮服の商業写真ファッション写真)をとる毎日を過ごす女性ダイアン(自分のことをディアーンと呼ばせることもあり、夫はディーと呼んでいます)は可愛い娘たちを愛し、夫を愛しながらもどこか物足りない毎日を送っています。
そんなところに、階上にマスクをかぶった謎の男が引っ越してきます。まもなく、階上からの排水パイプダイアンの部屋でつまり、掃除をすると大量の「動物のもののような長い」毛が。彼女は階上に興味を持ち・・・。
 夜中訪れるダイアンは、いつしか階上の男と親しくなり、また彼の友人のフリークスたちと親しくなります。
 夫に「自分のための写真をとりたい」と秘密を打ち明け、「隣人達をテーマにする」と伝えたダイアンですが、病気の子供も放り出し、家事も放り出し、フリークス達のパーティに毎晩加わっては楽しむ生活になります。
 階上の男は自分をダイアンの夫(アレン)に紹介させて、ダイアンの家庭にまで入り込んできます。夫に「終わりにする」といって、階上に行ったものの彼女がしたことは・・・。


ちょっとエロスの要素がつよすぎるのでは?というのが感想
さらに、ライオン男のままの恰好ではなく、毛を剃った彼とベッドをともにするというのは、フリークスを愛しているわけではなく、その中身なの?そんなんじゃ普通でしょ?っていうのが不満。

実際のダイアン・アーバスは平気で他人の心に土足で踏み込むようにして、いわば馬乗りになってフリークス写真をとったひとらしく、ちょっと映画はダイアンの性格に普通の愛情を持たせている点で、単なる不倫映画にしているところがあります。このあたりは減点かな。
ダイアン・アーバスのApertureも購入したので、写真集ですがそのうち感想をアップします。
また、彼女の伝記「炎のごとく」というのも呼んでいる最中ですので、読み終わったらお知らせしますね。

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