趣味は読書、書店消滅

生まれは九州だが、二歳の頃神奈川に引っ越して、四十過ぎまで、神奈川で暮らし、その後、通勤の関係で東京の会社の寮と神奈川の実家の二重生活。そして、三年くらい前に、寮の閉鎖に伴って、神奈川から千葉へ。
何ヶ月か前だが、わざわざ本屋を巡るために、川崎に行った。
京急川崎駅前のテナントビルに「あおい書店」という大型書店があるからなのだが、行ったら閉店していた。
そのだいぶ前、まだそのビルが出来る前には、駅前に「文学堂」という書店があったが、多分駅前再開発で閉店したのだろう。
横浜の「有隣堂」も少し移転して、縮小している印象だし、ジョイナスの「栄松堂書店」も「リブロ」になって、やはり縮小。
ボルタの書店もそごうの書店もやはり縮小。
子供の頃、よく遊びに行った本厚木の駅ビルにあった「石村集文堂」はとっくに閉店し、「有隣堂」は元のままだが、ミロード内の書店はやはり縮小していた。
今では、ちゃんと本を買おうと思ったら、神保町の「三省堂書店」と「書泉グランデ」、「八重洲ブックセンター」、池袋の「大地屋書店」「ジュンク堂書店」西武の「リブロ」。新宿の「紀伊国屋書店」「ブックファースト」。
昔は、渋谷のドンキ向かいの「ブックファースト」へよく行ったものだが、今の場所に移ってから、足が遠のいている。
ネット書店の台頭や活字離れが影響して、書店が減っているのだろうか。
淋しい限りである。