仏画を描いた

初めて、仏画　を描いた。
　
見るからに　すがすがしく
煩悩のカケラも無い絵に　仕上がった。
　
どういう仏画を描こうか？　と思って
モチーフに思い浮かべたのは、
奈良の法隆寺の隣にある「中宮寺（ちゅうぐうじ）」、
その御本尊であり国宝である『木像半跏菩薩（もくぞう　はんか　ぼさつ）』。
　
アルカイック・スマイル（古典的微笑）を見せる顔　と　ポーズは
国内で　最も美しい仏像の一つである。
　
せっかくだから、メモ代わりに書いておく。
「半跏思惟像　（はんか　しい　ぞう）」とも呼ばれる。
「半跏」は　足を組むこと。
「思惟」は　頬に指を当て　考えること。
　
中宮寺の「木像半跏菩薩」は、
寺伝では『如意輪観音（にょいりん　かんのん）』であるが、
調査の結果「弥勒菩薩（みろく　ぼさつ）」として作られたものである　とされる。