- 名前
- トム
- 性別
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- 年齢
- 50歳
- 住所
- 兵庫
- 自己紹介
- 紋次郎のように渋くなりたい年頃です。
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ノワール
2007年03月28日 00:15
野獣死すべしを見て思ったのが
ノワールってなんだろうということ。
東野圭吾の「白夜行」を馳星周はノワールの傑作と称してました。
野獣より一見穏やかなんですが、犯罪小説らしく野獣よりえぐいいくつもの犯罪が淡々と描かれます。
自分は最近、原作と映像化のギャップに興味がありました。
一般的には原作は映像化を超えられないが本線でありながら
先ほどの白夜行は映像化が原作をほどよくフォローしていると良い作品だと感じました。
原作は淡々としていて主人公の二人の気持ちをはっきりと表現しないんですが、
TVドラマはその辺を原作にない図書館の司書を加えることによって
純愛ドラマに仕立て上げているんです
一見ノワールでありながら純愛を描く東野さんがすごいと思いつつ、それを読み取れない自分が悲しくもなる良い小説でした。
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